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第18回:Carl Zeissレンズ装備のHD2採用モデル
~ 入力8系統のコンパクト機「TDP-MT8J」 ~



■ 設置性チェック~8畳間で100インチ投射が可能

東芝のTDP-MT8J。標準価格は898,000円
 本体底面積は351×325×110mm(幅×奥行き×高さ)と、A4ファイルサイズノートPCよりも若干多い程度。とりたてて小さいわけではないが、同クラスのシャープ「XV-Z10000」、ヤマハ「DPX-1000」、マランツ「VP-12S2」などに比べれば、大きすぎて困ることも少ないだろう。

 本体重量は4kg。本棚などへの常設設置も転落防止さえ配慮すれば問題なくできるはずだ。投写レンズ側に大きな持ち手があるため移動も楽に行なえる。

 投射モードはフロント、リア、天吊りの全組み合わせに対応。天吊り用の金具は純正オプションとして低天井用「TLPTK24」(標準価格37,000円)、 高天井用「TLPTK23」(標準価格53,000円)の2タイプが設定されている。

 投射映像は若干上向きだが、台置きで現実的な高さで投射する場合には結構な高さを必要とする。しかし、専用台のようなオプションはない。本体前面下部のフットアジャスタで投射軸を上向きにできるが、シャープやソニー製品のようなチルトスタンドはないため、微調整は難しい。投射映像を上下させるレンズシフト機能もなく、設置の自由度はそれほど高くない。本体がそこそこコンパクトで軽いとはいえ、やはり常設を第一に考えた方がよいと思う。

 なお、フットアジャスタを活用して上向き投影した場合は、上下方向の台形補正機能で調整が可能だが、デジタル補正のため調整角度が大きいほど画質的には劣化する。また、左右方向の台形補正機能は搭載していないため、斜め投影には対応していない。

レンズはCarl Zeiss製の光学1.3倍手動ズーム 本体上部の操作パネル。アイコンはリモコンの表示と共通 スリットがびっしりと並ぶ左側面

 投射レンズは、名門Carl Zeiss製の光学1.3倍ズームレンズを採用する。最短投射距離は100インチ(16:9)で3.3mと、最近の機種としては標準的な数値だ。8畳から12畳の部屋があれば100インチ投影も十分可能だろう。

 フォーカス合わせとズーム率調整は手動方式。フォーカスリングは投射レンズ側から見て手前、ズームリングは奥側に位置している。両リングとも幅があるのでミスタッチは少ない。

 本体両側面のスリットから光漏れが若干出ているが、投射方向への影響はほとんどない。排気ファンは、ボディの側面に大型タイプを2基実装している。そのためか、回転ノイズはやや大きめに感じる。プレイステーション 2(PS2)と比べても多少大きい。視聴者の後方に設置した場合、耳を澄ますと聞こえるレベル。しかし、視聴中に気に障るほどではない。

 ランプの公称寿命は2,000時間。交換ランプの「TLPLMTB」(標準価格5万円)は、ユーザー自身の手で簡単に交換できる。


■ 操作性チェック~リモコンボタンは自発光式

右側面の発光ボタンを押すと、全ボタンのアイコンが赤く浮かび上がる
 リモコンのボタンは全て自発光式。リモコン右側の発光ボタンを押すことで、電源ボタンを含めた全ボタンが赤く点灯する。ボタンには機能項目がアイコンで描かれており、発光ボタンを押すとこのアイコンが赤く浮かび上がるようになっている。本体側のリモコン受光部は前面と背面の2カ所にあり、リモコン操作のレスポンスは良好だ。

 メニューの操作系は、[Menu]ボタンでメニューを呼び出して上下キーでカーソル操作、[Select]ボタンで選択という方式を採用。十字キーでメニューを次から次へと開いていくのとは違った、シンプルな操作系が好印象だ。メニュー関係で唯一の不満は、メニューの表示位置変更が出来ない点。必ず画面左上に表示されてしまうのだ。画質調整機能を利用するとき、調整の目安としたい対象物がメニューの裏に表示されていることもある。細かいことだが改善を望みたい。

 リモコンの入力切り替えボタンは、ダイレクト入力切り替えボタンを4つ、順送り切り替えボタンを1つ備える。ダイレクト入力ボタンには、8系統の入力のうち、任意の4系統を割り当てられる。よく使う入力系統はダイレクト入力で呼び出し、それ以外は順送りボタンで呼び出す……といった使い方になる。

 アスペクト比切り替えは、[Resize]ボタンを押すことで可能。押すごとに「スルー」→「16:9」→「4:3」→「レターボックス」→「ナチュラルワイド」へと切り替わっていく。「ナチュラルワイド」は4:3画面を16:9に引き延ばして表示するモードだが、4:3での見た目をなるべく維持するため、横方向の拡大が画面中央付近で少なく、画面端では大きくなっている。


■ 接続性~クラス最多の8系統入力

本体背面。最大8系統の映像入力を備える。一番左のM1-DA端子は、DVI-AにUSBを加えたもので、比較的マイナー
 TDP-MT8Jは、入力系統の多彩さもその特徴の1つとなっている。列挙すると以下のようになる。

  • RCAコンポーネントビデオ端子×2
  • D-Sub15ピン×1(アナログRGB/コンポーネントビデオ)
  • M1-DA端子×1(デジタルRGB/アナログRGB/コンポーネントビデオ)
  • Sビデオ端子×2
  • コンポジットビデオ端子×1
  • D5端子×1
 なんとTDP-MT8Jは合計で8系統の入力端子を持つのだ。しかも、現行の民生向け映像端子のほとんどを網羅しており、この接続性の高さは、このクラストップといっていいだろう。

 ちなみに、M1-DA端子とは、DVI-I端子にUSB入出力機能を持たせたような端子だ。最近になってデータ向けプロジェクタでいくつか採用例が出てきているが、まだポピュラーな存在とはいえない。

 なお、D-Sub15ピン端子はアナログRGBのほかにコンポーネントビデオの排他入力が可能で、M1-DA端子もデジタルRGB、アナログRGB、コンポーネントビデオの排他入力が可能となっている。結局、D端子を含めればコンポーネントビデオ入力は5系統できることになる。

 ただし、D-Sub15ピン端子をコンポーネントビデオ端子に変換するアダプタや、M1-DA端子をDVI-I端子やコンポーネントビデオ端子に変換するアダプタは本体には同梱されておらず、また純正オプション設定もされていない。本体価格が高価なので、こうしたアダプタ類はすべて標準付属させてもよかったのではないかと思う。

 接続端子パネルの右側には、本体電源オン時に12Vを出力するトリガ端子(ミニモノジャック)が2系統ある。スクリーン開閉やシャッター開閉をプロジェクタの動作と連動させるために活用できる。


■ 画質チェック~光出力1,000ANSIルーメン、コントラスト比1,400:1のハイコントラスト性能

画素間が非常に高密で粒状感はほとんど皆無
 公称最大光出力は1,000ANSIルーメン。明るいシーンだと部屋全体が明くるくなるほどの高出力ぶり。蛍光灯照明下でもニュースやバラエティ番組ならば十分楽しめてしまうほどだ。

 映像素子は1,280×720ドット解像度の0.8インチDMDチップ。映像素子数は1基、すなわち単板式DLPプロジェクタということになる。採用DMDチップは振れ角12度のHD2タイプで、従来パネルよりもハイコントラストな表現が可能になっている。公称コントラストは1,400:1と圧倒的。実際、明るいものと暗いものが混在するシーンを見ると、そのダイナミックレンジの広さに驚かされた。

 アスペクト比は16:9で、720pにリアルで対応する。ちなみに4:3の映像は、パネル中央部、960×720ドットの領域が使われて表示される。

 画素格子間の狭いDMD素子を採用していること、そしてパネル解像度が高いこともあり、単色領域でも粒状感は一切感じられない。液晶表示方式とは一線を画した高密度感を実感できる。明色の色深度は深めで、発色も鮮明で艶やかだ。明色ならば微妙なグラデーション表現においてもマッハバンドは感じられない。

 特別なフィルターは組み合わされていないにもかかわらず、人肌も比較的自然な発色を見せている。色の表現力と階調の表現力は単板式DLPとしてはトップレベルだと思う。

 カラーブレーキングは、「スター・ウォーズ エピソード 2 クローンの攻撃」の宇宙戦闘シーン(チャプタ28)のような、中明度から暗部階調の領域が激しく移動するような映像では、やはり顕著に現れる。また、暗部にはやはりディザリングノイズが出ているが、単板式としてはがんばっている方だと思う。

 エントリークラスによくある、使用目的別のプリセット色調モードはなし(ただしガンマ補正値のプリセットあり)。そのかわり、調整した設定状態をユーザメモリ1~3に保存できる。なお、初期化でプリセット状態にいつでも元に戻すことが可能になっている。

 色温度はデフォルトでは6,500Kが設定されており、映画ソース中心に楽しむならばこのままでもいいが、白が純白に近く全体的にすっきりしたナチュラルな発色に見える7,500Kもお勧めだ。


 ガンマ補正は、プリセットプログラムから選択する方式になっている。

●映画1

 暗部を強めに沈み込ませてコントラストを稼ぐモード。暗部階調はやや死に気味になるが単板式DLPの苦手な暗部階調があまり前面に出させないで済む。暗いシーンが多い映画ではやたら暗い印象になるが、一般的な映画であればしっとりと落ち着いた階調バランスで心地よい。

●映画2

 暗部の沈み込みを映画1よりも抑えたモード。暗部階調も明部階調もバランスよく表現され常用に適したモードだが、映画1よりも暗部階調でディザリングノイズが見えやすい。

●ビデオ(デフォルト)

 映画1、映画2よりもさらに暗部階調を持ち上げて、暗部から明部にかけての階調表現が一層はっきりするモード。アニメやCG映画がしっくりくる。

●明るい部屋1

 全体的に階調を持ち上げた感じ。暗部階調は浮き気味になるが、明部階調は飛ばずにそれなりに正確に表現されている。明るい部屋で視聴する場合でも、映像のもつ本質的な情報をそれなりに維持したままで楽しめる。

●明るい部屋2

 階調の持ち上げ度合いを「明るい部屋1」からさらに強めたモード

●コンピュータ

 白地に黒く書かれた文字ドキュメントを明るい部屋でもはっきり見させるためのモードだと思われる。暗部階調は正確なのだが、明部階調を飛び気味に持ち上げている。

メニュー画面。左から、「メインメニュー」、「画像」、「詳細設定」 (c)DISNEY ENTERPRISES,INC./PIXAR ANIMATION STUDIOS


 ここからはTDP-MT8Jの特徴的な画質制御機能について紹介したい。

▼TrueLife

 Faroudjaによる色情報と輝度情報を強調させるフィルターロジック。ちなみに、マニュアルでは「インタレース映像にしか適用できない」とあったが、評価機ではちょっと違った動作をした。

 インタレース映像を入れたときはTrueLifeチェックボックスがグレーアウトするだが、TrueLifeの調整項目である色ディテールと輝度ディテールが調整可能となった。プログレッシブ映像をいれたときにはTrueLifeチェックボックスがチェックできるようになり、チェックしたときのみ「色ディテール」と「輝度ディテール」が調整可能になった。

 色ディテールはTrueLifeにおける色変化の強度を調整するパラメータで、輝度ディテールの方は明暗の違いの強調度を調整するパラメータだ。見た目の解像感を上げたいときに使うためのもののようだが、プログレッシブDVDプレーヤーやHDTV映像を見ている限りでは効果はわかりにくく、必要性は感じなかった。一方、地上波放送やVHSビデオ再生などの時に使うと、面にしか見えなかった領域にディテールが浮き出てくることがあったりして、それなりに効果を実感できた。

▼ノイズリダクション

 平滑化フィルターのような感じで、シーン全体のざらつきを除去する。有効にすると全体的に、しっとりとした画作りになるが、その代わり解像感が幾分か落ちる。

 実際に使用してみると、VHSビデオ再生や地上波放送に効果あり、シーン全体にかかっている高周波ノイズが嘘のように消える。DVDビデオ再生においても、ビットレートが低くモスキートノイズが気になるようなコンテンツでは効果絶大で、特にアニメのような単色が多いコンテンツで威力を発揮していた。なお、この機能はインタレース映像に対してしか使用できなかった。

 この機能はデフォルトではオフになっている。ノイズが多いときにのみ有効になるよう、自動判別モードをオンにしておくといい。

▼CCS(クロスカラーサプレッション)

 これは映像信号の輝度部分から色信号を取り除くフィルターだ。具体的には、コンポジットビデオで入力したときの虹色状のちらつきを軽減することができる。説明書には「Sビデオ入力に対しても利用できる」とあるが、実際に使用してみてもその効果はほとんどわからなかった。コンポジットビデオ入力専用の機能と考えていいだろう。

▼ランプハイパワー

 ランプの輝度モードを制御する。光をメカニカルに絞るものではなく、光源ランプに供給する電気容量を制御するタイプのものだ。

 このオプションをオンにすると1,000ANSIルーメン出力となり、オフにすると850ANSIルーメン出力となる。消費電力はハイパワー(1,000ANSIルーメン)モードで250W、ノーマル(850ANSIルーメン)モードで200Wとなる。部屋を締め切り、真っ暗にしたときは850ANSIルーメンモードでも十分に明るい。なお、ハイパワーモードで常用するとランプ寿命は短くなってしまう。


◆DVDビデオ(コンポーネントビデオ端子接続)

 解像感は良好でエリアシングもない。発色もいい。単板式なので仕方のないことだが、カラーブレーキングとディザリングノイズさえ出なければなければ完璧だ。

 実際に使ってみて面白かったのはノイズリダクション機能。アニメのような高い解像感を必要としないコンテンツでは、プログレッシブDVDプレーヤーを使っている場合でも、あえてインタレースでTDP-MT8Jに入れて、このノイズリダクション機能を効かせた方が美しかった。ガンマ補正モードは「映画2」か、「ビデオ」がお勧め。色温度は7,500Kか6,500Kが見た目に自然だった。

◆S-VHSビデオ(Sビデオ端子接続)

 960×720ドットへのプログレッシブ化が優秀で、コーミングやエリアシングもでない。まるでリアル解像度表示かのように自然だった。さらにノイズリダクションを効かせるとフレーム単位で美しい画が出る。

◆ハイビジョン(コンポーネントビデオ端子接続)

ハイビジョンの1080i(1,920×1,080ドット)の場合、画素情報量的には約半分になってしまうわけだが、その圧縮表示アルゴリズムが優秀なためだろう、解像感はかなり維持されている。

◆パソコン(アナログRGB接続)

 MATROX G550とNVIDIA GeForce3Ti200を使って以下の画面解像度の投写をテストしてみた。○は「正常に表示可能」、△は「表示できたもののドットかけが著しかった」ことを表す。

解像度 表示結果
640×480ドット
800×600ドット
848×480ドット
1,024×768ドット
1,152×864ドット
(1,024×864ドットで認識)
1,280×720ドット
(960×720ドットで認識)
1,280×768ドット
(1,024×768ドットで認識)
1,280×960ドット
1,280×1,024ドット

 16:9画面解像度でまともに出せるのは848×480ドットモードだけで、全画素をリアル表示するはずの1,280×720ドットモードがまともに出せないのが残念だった。これは次期ロットなどで改善を望みたいところだ。

 なお、1,024×768ドット以上の表示は、TDP-MT8J側の解像度変換ロジックを通っての圧縮表示になるわけだが、1,280×1,024ドットでも視認性は悪くなく、実用レベルに達していた。

◆ゲーム機(コンポーネントビデオ端子接続)

 PS2のインタレースコンポーネントビデオ映像、ゲームキューブのプログレッシブコンポーネントビデオ映像を入れてみたが、どちらも正しくパネル解像度に変換されプログレッシブ表示された。


DVDビデオ『モンスターズ・インク』の投影画像
 コンポーネント接続時とアナログRGB接続時の投影画像を、デジタルカメラ「D100」で撮影した。ソースはDVDビデオの「モンスターズ・インク」(国内盤)。D100の設定は、コントラストLow、色温度「晴天」(約5,200K)にしている。そのほかはプログラムモードのまま撮影。

 撮影後、投影画像の部分を1,024×564ドットにリサイズしてから画像の一部分(160×120ドット)を切り出した。部分画像をクリックすると全体(640×372ドット)を表示する。

(c)DISNEY ENTERPRISES,INC./PIXAR ANIMATION STUDIOS

コンポーネント接続
アナログRGB接続

視聴機材
 ・スクリーン:オーロラ「VCE-100」
 ・DVDプレーヤー:パイオニア「DV-S747A
 ・コンポーネントケーブル:カナレ「3VS05-5C-RCAP-SB」(5m)


■ まとめ~ライバル機はどれだ?

 解像度1,280×720ドットのHD2 DMDパネルを採用した単板式DLPプロジェクタということでみれば、ライバル機はシャープXV-Z10000、ヤマハDPX-1000あたりになるだろうか。

HD2採用4モデルの比較
  TDP-MT8J XV-Z10000 DPX-1000 VP-12S2
最大輝度(ANSIルーメン) 1,000 800 800 700
コントラスト比 1,400:1 2,600:1 2,700:1 2,600:1
映像入力(系統数) 8 5 6 5
100型投写時の最短距離(m) 3.3 4.0 3.0 3.3
重量(kg) 4.0 9.4 13.8 13.0

 単板DLP方式という土俵の上で、TDP-MT8Jをこれらライバル機を上記競合達と比較したとすると、活用面においては、TDP-MT8Jは8系統の入力端子を備え、しかも最大で5系統のコンポーネントビデオ入力ができるという点がアピールポイントとなる。

 価格的には、実勢販売価格でTDP-MT8Jが65~70万円、XV-Z10000が65~70万円、DPX-1000が90万円前後、VP-12S2が100万円前後。同じ予算での直接的なライバルは、XV-Z10000ということになるだろう。

 設置性に関しては、全機種天吊りを主体とした常設が前提になるとは思うが、本体重量に目を向けてみるとTDP-MT8Jが約4kg、XV-Z10000が約10kg、DPX-1000が約14kgと圧倒的にTDP-MT8Jが軽い。天吊り設置の場合、重量にあわせた天井補強が必要になるので、その意味ではTDP-MT8Jは、より一般家庭向きな製品といえる。

 HD2による単板式DLPトップレベルの画質と720pリアルの高解像度、競合製品を凌駕する接続性、それでいてエントリクラスに迫るコンパクト軽量ボディ……TDP-MT8Jの魅力を要約するとこんな感じだろうか。

TDP-MT8Jの投写距離(16:9)
※台形補正機能は使用せず、ズーム最短の状態

【TDP-MT8Jの主な仕様】
投影デバイス 0.8型DMD(1,280×720ドット)
レンズ 光学1.3倍手動ズーム(F1.9)
ランプ 250W(ハイモード)
200W(ノーマルモード)
明るさ 1,000ANSIルーメン(ハイモード)
850ANSIルーメン(ノーマルモード)
コントラスト比 1,400:1
映像入力 コンポーネント(RCA)×2、M1-DA(DVI)×1、D5×1、コンポーネント/アナログRGB(D-Sub15ピン)×1、S映像×2、コンポジット×1
消費電力 350W
外形寸法 229×330×89mm(幅×奥行き×高さ)
重量 4kg

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_11/pr_j0601.htm
□製品情報
http://www.toshiba.co.jp/vis/home/TDP-MT8J/index.html
□関連記事
【2002年12月19日】【大マ】これが新DMDチップ「HD2」の実力だ!!
~ 実売100万円の高性能機「ヤマハ DPX-1000」 ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021219/dg14.htm
【2002年11月14日】ヤマハ、DMD「HD2」採用のホーム向けDLPプロジェクタ
―コントラスト比は2,700:1。DCDi、DVI端子も装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021114/yamaha.htm
【2002年11月11日】シャープ、コントラスト2,600:1のプロジェクタ「XV-Z10000」
―光学絞り機構を初搭載、HDCP対応DVI-Iも装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021111/sharp.htm
【2002年11月6日】東芝、HD2 DMD搭載のホーム向けDLPプロジェクタ
―Carl Zeissレンズや新DCDi回路も採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021106/toshiba.htm
【2002年10月9日】マランツ、新DMDチップ「HD2」採用のホーム向けDLPプロジェクタ
―国内で初めてDVI-D HDCP入力を搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021009/marantz.htm
【2002年10月1日】CEATEC JAPAN 2002レポート ディスプレイ機器編
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021001/ceatec02.htm

(2003年4月3日)

[Reported by トライゼット西川善司]


= 西川善司 =  ビクターの反射型液晶プロジェクタDLA-G10(1,000ANSIルーメン、1,365×1,024リアル)を中核にした10スピーカー、100インチシステムを4年前に構築。迫力の映像とサウンドに本人はご満悦のようだが、残された借金もサラウンド級(!?)らしい。
 本誌では1月の2003 International CESをレポート。山のような米国盤DVDとともに帰国した。僚誌「GAME Watch」でもPCゲームや海外イベントを中心にレポートしている。


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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

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