■ まだまだ「夢」の専用シアタールーム
DVDなどの映像を楽しんでいる場所は「自室」という回答が最も多く、61%の359人。次いで「リビングなど、自室以外の部屋」、「自室以外に専用のシアタールーム」と続く。専用シアタールームを持っている人は4%の25人で、まだまだ一握り。
また、部屋の広さは「6畳以上、12畳未満」が最も多い56%。2番目は「4.5畳以上、6畳未満」の23%となった。また、4.5畳以下と答えた方も3%の23人にのぼる。4.5畳でサラウンド用のスピーカーを何本も設置するのは難しいと思われるが、お寄せいただいたコメントを見ると、果敢にチャレンジしている読者も多いようだ。
音量の問題では、「ある程度気にしながら再生している」が最も多い65%。「まったく気にせず、好きな音量で再生可能」という人も12%を占めている。しかし、「かなり気にしながら」もしくは「ヘッドフォンが必須」と答えた人は合わせて130人にのぼり、22%いた。
ディスプレイの種類では、CRTがダントツの72%。次いで液晶ディスプレイが18%、フロントプロジェクタが12%の71人となった。 また、国内では製品の少ないリアプロジェクタだが、割合はプラズマディスプレイと同じ3%と健闘している。
■ シアターシステム導入時の最大の苦労は、家族の説得?
自由に記入して頂いた現在の環境に対する自慢/苦労話では、部屋の広さや騒音、遮音に関する悩みが最も多い。また、5.1ch環境を構築したが、リアスピーカーの設置場所や接続するケーブルが邪魔、という意見も多かった。そのため、ワイヤレス接続のスピーカーや、ワイヤレスヘッドフォンなどに興味のある読者が多いようだ。
また、リビングなどの共有スペースにホームシアターを導入しようとした際、家族から反対され、説得するのに苦労したというコメントも多い。しかし、いざ導入してみると、その迫力やDVDというメディアの手軽さから、家族の理解・支持を得られているケースが目立った。
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