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“Zooma!:ズームレンズ、ズームすること、ズームする人、ズズーンの造語”

第214回:本格ムービー機能搭載のカシオ「EX-S500」
~ カードデジカメの動画撮影機能を検証 ~


■ デジカメ動画時代の到来?

 Watchカンパニー内には当AV Watchを始めとするナントカWatchが複数存在するわけであるが、ことデジタルカメラに関しては、以前はPC Watchを中心にレビューが行なわれてきた。デジカメブームの発端となったカシオ「QV-10A」自体、PCとの連携が前提となっていたこともあり、初期のデジカメはPC周辺機器だったのである。

 だが次第に老舗カメラメーカーがデジカメ市場に参入し、高画素化・高画質化を経て、「マジなカメラ」への道を歩み始めると共に、デジカメはもはやPC周辺機器ではなく、映像機器へと変貌していった。AV Watchでデジカメを取り上げる機会は非常に少ないのだが、今回は珍しくカシオのデジカメ「EX-S500」を取り上げる。

 筆者がインタビューや発表会などの取材用として、三洋の動画デジカメ「Xacti C1」を活用していることはこれまで何度か書いてきた。ボイスレコーダの変わりに取材状況をムービーで撮っておけば、そのときの雰囲気や人のしぐさなどでよりそのときの状況が鮮明になるからである。またC1は信頼性という部分でも、非常によく動いてくれる。

 ただ購入して既に2年、使っていくうちにもう少しここがこうだったらな、と思うところも出てきた。それが後継機のC4、C5で改善されていれば買い換えるわけだが、どうも進化という意味では停滞が続いているように思えてならない。

 そんな折に見つけたのが、EX-S500である。テレビCMでも「カードでムービー」を訴求しており、動画機能イチオシ。今回のZooma! は、このEX-S500をムービーカメラの視点でテストしてみたい。



■ 薄型ボディに沈胴式ズーム

 カシオのEXILIMシリーズといえば、Yシャツのポケットにすっきり入りながらオモチャレベルじゃない絵が撮れるということで、薄型デジカメという1つのジャンルを構築したブランドだ。だが光学ズームレンズを内蔵したEXILIM ZOOMシリーズを展開しはじめたあたりから、薄くて驚くというよりも、QVシリーズに変わるカシオの新ブランドとして幅広い製品群へ変化していった。

 EX-S500はそんな中にありながら、初代機のカード型というコンセプトを踏襲しながらも沈胴式光学ズームレンズを内蔵するという、EXILIM CARDシリーズの最上位モデルだ。同機にはマイスターグレイ、ノルディックホワイト、ラテンオレンジのカラーバリエーションがあるが、今回はマイスターグレイをお借りしている。

 やはり見た目のインパクトは、その薄さだ。電源OFF時には厚さ16.1mmとなり、カード型の名に恥じない。電源を入れればズームレンズが飛び出し、実測で厚さ39.2mmとなる。

 ビジネスシーンで利用することを考えれば、小型というよりも薄型というほうがメリットが大きいように思う。小さいとは言え、ある程度の立体物であれば、カバンの中にそれなりの場所を空ける必要がある。だが面積は広くても薄型であれば、荷物の隙間やカバンの外ポケットに滑り込ませることができる。

邪魔にならない薄さを実現 電源を入れるとボディの2倍ほどレンズがせり出す

 つまり現状持ち歩いている荷物やカバンを整理することなく、アドオンとして追加できる形状として、薄型というキーワードは重要だと思うのだ。デジカメというのは、こういう条件に合わせやすいデバイスだろう。

 レンズは光学3倍ズーム、35mm換算で約38.0~114mmである。ビデオカメラ的な見方としてしまうと、ズーム幅は狭いが、デジカメとしては平均的だ。デジタルズームを併用すれば12倍になるが、静止画と違って動画の場合は画質が大幅に低下してしまうため、あまり使える機能ではない。CCDは1/2.5型の原色フィルタで、総画素数は525万画素。

 撮影できる動画は、VGAサイズの場合が30fpsで、高品位と標準の2種類、長時間の場合はハーフVGAサイズで15fpsとなる。どのモードもメモリーがあるだけ撮影できるため、長時間モードではメモリーの壁よりもバッテリの限界まで撮れるということになる。静止画は最大で2,560×1,920ピクセル、最小がVGAサイズだ。また本機では、動画の撮影を止めずに高解像度の静止画を撮影することができる。後でこの機能も試してみよう。

 電源に関して言及するならば、Xactiの場合はモニタを開いただけで撮影可能になるスタンバイ機能を備えていた。EX-S500では特にそのような機能はないものの、電源投入後、約1秒で撮影可能になるため、ほぼ同等の使い勝手が実現できる。

 そのほかEX-S500の特徴としては、「ブレに強い」というのがウリになっている。これは手ぶれ補正機能があるわけではなく、CCD感度を増感することでシャッタースピードを速めることで対処している。増感すれば当然S/Nが落ちるわけだが、EX-S500では「アンチシェイクDSP」という画像処理チップでノイズを軽減する。いわゆるノイズリデューサーをブレ防止機能として謳うのは、珍しいアプローチだと言えるだろう。

 背面に回ってみよう。まず目に付くのが、非常に広い面積を占めるモニタ、2.2型のTFT液晶である。以前ならこの本体サイズならば、1インチ台のモニタで当然のところだが、最近の傾向として面積ギリギリのモニタを搭載するようになってきている。ビューファインダがないカメラとしては、モニタの大型化は歓迎したい部分だ。

背面の大部分を占める液晶モニタが目を引く 操作ボタン類は非常にシンプル

 EX-S500が動画寄りと言われるゆえんは、背面の作りにも現われている。動画撮影機能は多くのデジカメが持っているが、その多くはモードを動画に切り替えて撮影する、というスタイルであった。しかしEX-S500では、動画の録画ボタンと写真のシャッターボタンを別々に設けて、モード切替なしにそれぞれのボタンを押すだけ、というスタイルとなっている。考え方としてはXactiの感覚に近い。

 ただすべての場合において両方録れるわけではなく、特定のベストショットモードの場合は動画が撮影できなくなるといった制限もある。

 製品にはクレードルも付属しており、充電とUSB接続、テレビ出力を行なうことができる。また液晶面が斜めになるようにセットでき、スライドショーなどの設定もやりやすいよう工夫されている。

上面にあるのが写真のシャッター。左下の赤い○ボタンが動画録画ボタン クレードルにセットすれば、充電、USB接続、テレビ出力が行なえる



■ 解像感は高いが…んん?

 では実際に撮影してみよう。電子式手ぶれ補正機能がないこともあって、2,560×1,712ピクセルの静止画モードを除いて、画角はすべて同じである。ワイド端38mmは風景を撮る分には十分だが、会議室などを取る場合はもう少し広い方がいい。

 静止画カメラとしての使い勝手に関しては、既に僚誌デジカメWatchで記事が上がっているので、そちらをご覧いただきたい。なお今回の動画サンプルは再圧縮を避けるため、敢えて編集せず素材のままで掲載している。そのため各サンプルが冗長になっている点をご了承いただきたい。

動画サンプル
画質モード 解像度 fps ビットレート 音声 ワイド端 テレ端
HQ 640×480ドット 30 4.1Mbps IMA ADPCM 44kHz/4bit
ezsm01.avi (5.30MB)

ezsm02.avi(5.06MB)
Normal 2Mbps IMA ADPCM 22kHz/4bit
ezsm03.avi (2.66MB)

ezsm04.avi(2.61MB)
LP 320×240ドット 15 745kbps IMA ADPCM 11kHz/4bit
ezsm05.avi (0.98MB)

ezsm06.avi(0.63MB)

静止画サンプル
(画質モードはすべて「高精細」)
解像度 ワイド端 テレ端
2,560×1,920
2,560×1,712(3:2)
2,304×1,728
2,048×1,536
1,600×1,200
640×480

 PC上の画面で動画と静止画の質感を比べてみると、動画のほうがかなりコントラストが高く見える。ビデオカメラの静止画機能では、静止画の方がコントラストが高めになるのが普通なのだが、EX-S500の場合は逆である。

 ちょっと気になったので、クレードルからのビデオ出力を波形モニタで測定したところ、動画と静止画ではガンマとクロマレベルがかなり違うようだ。デジカメの静止画と動画のビデオ出力を比較すること自体あまり意味がないかも知れないが、少なくともクレードルを使う限りでは、ビデオ出力信号はNTSC規格内に入っていることは確認できた。

 動画として見た場合、解像感はMPEG-4の割には悪くない。ただ気になる点はいくつかある。まず感じたのが、ラティチュードの狭さだ。発色は濃いのだが、明るい部分が白飛びしがちである。

 またこれはデジカメとしては酷な評価かもしれないが、動画のスミア対策はもう少しなんとかできないだろうか。水面の照り返しなどが入ると、まったく映像として成立しないほどの盛大なスミアが出る。感覚としては、20年前のアナログビデオカメラ並みだ。

動画サンプル

ezsm19.avi (9.29MB)

ezsm20.avi (11.10MB)
解像感は悪くないが、明るい部分は白飛びする 水面の反射光では大量にスミアが発生する



■ 動画・静止画同時撮影機能

動画サンプル

ezsm21.avi (5.75MB)
動画撮影中の映像

 本機のウリは、動画と静止画がモードレスで撮影できることにある。動画を撮影中にシャッターボタンを押すと、動画記録をいったん止めて静止画を撮影し、その後また自動的に動画の続きを撮ってくれるという機能だ。

 最初は動画と静止画が同時に撮れるという話だけ聞いて、Xactiのように動画を撮りながら静止画が撮れるのかと筆者は勝手に勘違いしてしまったのだが、実際には静止画を撮影すると、その間の動画(音声と映像)は途切れてしまうのである。

 せめてXactiのように音だけでも撮り続けてくれれば、ビジネスシーンでも使えたのだが、三洋の特許の関係で、他社が実現するのは難しいようである。


動画撮影中に撮った静止画。一部の写真でノイズが入る現象があった
 実際に動画撮影をしながら静止画を撮影してみたところ、一部の写真でノイズが入る現象が見られた。同じ場所で2回撮影してみたが、2回ともに同様のノイズが入っている。

 他の場所や、静止画と動画を別々に撮影した場合はこのような現象は起こらなかったが、何かの条件で再現性があるのかもしれない。

 もう一つ動画と静止画同時撮影で気になったのは、フォーカスレンジの差だ。被写体から40cm程度の距離では、静止画ならフォーカスが合うものの、動画撮影したとたんピントが若干奥に行ってしまうという現象が見られた。サンプル映像でも、録画スタートしたとたんピントが外れるところが確認できるだろう。

動画サンプル

ezsm22.avi (3.86MB)
同ポジションで撮影した動画はフォーカスが合わない

静止画は標準レンジでフォーカスが合うのだが…

 どうもマクロと通常撮影の境目あたりでこの現象が起きるようで、最初からマクロモードで撮影した場合は、このような差は見られない。動画と静止画が同時に撮れるとはいえ、近距離の撮影では注意が必要だろう。

動画サンプル

ezsm23.avi (8.49MB)
同ポジションでマクロモードで撮影した動画

マクロモードで撮影した静止画

動画サンプル

ezsm24.avi (7.64MB)
動画撮影時に安定してホールドするのは難しい

 三洋のXactiは、二世代目のC4から動画に手ぶれ補正を搭載したが、EX-S500には手ぶれ補正機能がない。今回のサンプルはほとんど三脚を使って撮影しているため、映像は安定していると思う。

 だがEX-S500は、Xactiと違ってモニタが回転しないため、ローアングルなどイレギュラーな撮影アングルでは、手持ちでは安定しない。動画をハンディで録る場合は、ミニ三脚を付けてグリップ代わりにするなど、なんらかの工夫をしたほうがいいだろう。



■ ビジネスシーンで使えるか

 趣味で使うデジカメとしては、携帯性と静止画画質のバランスで、評価が分かれるところだろう。だがかつてのQV-10Aが革新的だったのは、ちょっとしたビジュアル情報を手軽にスナップできて、メインの情報を補完する効果があったところではないかと思う。

 EX-S500も携帯性の高さと機動性から、このような用途に向いているのではないかと思われる。筆者がインタビューなどを動画で撮っていることは既に述べたが、このような状況でこのカメラがどれぐらい使い出があるのか、興味があるところである。

 そこで実験として、ビジネス向けボイスレコーダのオリンパス「Voice-Trek DS-10」、三洋「Xacti C1」と本機の3台を並べて、会議風景を記録してみた。実際に会議などの音をどれぐらい拾えるものなのか、比較しようというわけである。

【サンプル】
オリンパス
Voice-Trek
DS-10
サンヨー
Xacti C1
EX-S500
ezsm25.wma
(120KB)

ezsm26.mp4

(1.8MB)

ezsm27.avi

(999KB)
最高音質で録音した音声ファイルをOlympus DSS Player5で編集 WebHQモード録画したファイルをUlead VideoStudio7 SE DVDで編集 LPモードで録画したファイルをUlead VideoStudio8 おまかせモード SE VCDで編集

 それぞれ聞き比べて一応筆者の感想を述べておくならば、Xactiは低ビットレートモードでありながらも、マイクがステレオであるため非常に明瞭度が高く、一人一人の声の分離がいい。音質は非常に硬めだが、言葉を聞き分けやすいという点で優れている。筆者がボイスレコーダ代わりに使っている理由の1つは、1つはこの音の明瞭さである。

 Voice-TrekとEX-S500のマイクはモノラルで、音の傾向は低域寄りという点でかなり近い。ただVoice-Trekは、本体から離れて座っている人の声もかなり大きめに拾っているのに比べ、EX-S500は遠い音源ほど明瞭度が下がる。

 EX-S500は、現実的な収録時間ということでLPモードを選択したわけだが、画質モードを上げれば音声のサンプリングレートも上がる。NormalやHQモードではもっと明瞭度は上がるだろう。

 インタビューなどの用途ではもう一つ重要なのが、バッテリの持ち時間である。取材の場合、1時間で済むのは短い方で、1時間ぐらいを予定していても大抵1時間半ぐらいにはなってしまうものだ。Xactiの場合はバッテリが1時間しか持たず、インタビューの時には話を中断して途中バッテリを交換しなければならないのが難点である。

 EX-S500を長時間モードで、満充電からバッテリ切れまでの録画時間を計ってみた。カタログ値では1時間20分と書いてあるが、実際にはそれよりも長く、1時間40分撮影できた。いつもと同じようにミニ三脚を使って定点撮影したことが良かったのかもしれないが、これぐらい撮れれば取材でもバッテリ交換なしで行けるかもしれない。

動画サンプル

ezsm28.avi (10.5MB)
動画撮影時は、電子ズームしかきかない

 動画撮影に関して、最後にズームに関して言及しておこう。例えばプレゼンなどを受けるとすると、発表者が「その商品サンプルがこちらです」と何かを取り出したりすることはよくある。こう言うときは、録画しながらそれへズームしたりするものだ。

 EX-S500の場合は、動画の録画中には光学ズームが動かないという欠点がある。電子ズームは動くのだが、もちろんその場合はズームしても画質が荒れるだけで、拡大して見るという本来の目的は達成できない。この部分も、動画撮影機器としてはまだまだ不十分である。

 静止画機能としてビジネスシーンで有効だろうと思われるのは、名刺や書類専用のモードがあるところだ。これは平面の被写体を斜めに撮影しても、ちゃんとパースを補正してから保存してくれる機能である。

 例えばプレゼンやセミナーなどに参加したときに、うまいことパワーポイントを映すスクリーンの正面に座れればいいのだが、なかなかそうもいかない。こういうときにこの機能を使うと、正面から撮影したように補正してくれるのである。あとで詳細を確認したいときに便利だ。



■ 総論

 元々デジカメとして発売した製品を、動画用途として評価すること自体メーカーとしても予期していないことかもしれない。その点は心外な結果となってしまって大変申し訳ないのであるが、CMも含めて動画を売りにするのであれば、もう少し頑張らないとダメなんじゃないかなぁというのが率直な感想である。

 例えばフォーカスレンジの差であるとか、動画撮影中に光学ズームが使えないとか言った部分を見ても、ビデオカメラとまったく同じにしろというつもりはない。だがこういう使い勝手のままで製品になって出てくるということは、動画というのはどうやって撮るものなのかということが、どうもよくわかっていないようにも感じられる。

 録画開始前数秒から記録できるパストムービーのようなトリッキーなこともできるのだが、それには事前にモードを変更しておかなければならない。予期しない突然の出来事が撮影できているのがパストムービーなのであって、事前にモードが変更できる余裕があるぐらいなら、最初からずーっと撮っとけばいいのである。

 もちろん最大の魅力である薄さ、そして美しいデザインには魅力を感じる。バッテリの持ちや起動時間の速さなど、過去に積み上げてきたこだわりのポイントは外していない。だが画質や使い勝手の面では、薄いからしょうがないね、というエクスキューズポイントが目につく。薄いのにこんなにすごい、というカシオお得意のフィーリングを、もっと感じさせて欲しかった。

 だがデジカメの差別化として、動画機能を強化する方向性は歓迎したい。動画強化モデルとして、とりあえずここまでできているのであれば、今後の製品にはかなり期待が持てそうだ。デジカメで数々の革命を起こしてきた、カシオらしい製品を期待しよう。


□カシオのホームページ
http://www.casio.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2005/ex_s500.html
□製品情報
http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_s500/
□関連記事
【6月9日】カシオ、高感度撮影に対応した「EXILIM CARD EX-S500」
~最大ISO1600相当の「アンチシェイクDSP」搭載 (DC)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2005/06/09/1698.html
【3月13日】【河田一規のデジカメナビ】カシオ EXILIM EX-S500
~最高ISO1600相当で撮影可能なスリムコンパクト機
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2005/07/06/1858.html
【2003年10月29日】【EZ】第131回:ビデオカメラの新常識!? 「SANYO Xacti C1」
~底力を見せつけた入念設計に脱帽!~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031029/zooma131.htm
【2002年3月7日】オリンパス、WMA形式に対応したICレコーダー(ケータイ)
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/8567.html

(2005年7月20日)


= 小寺信良 =  テレビ番組、CM、プロモーションビデオのテクニカルディレクターとして10数年のキャリアを持ち、「ややこしい話を簡単に、簡単な話をそのままに」をモットーに、ビデオ・オーディオとコンピュータのフィールドで幅広く執筆を行なう。性格は温厚かつ粘着質で、日常会話では主にボケ役。

[Reported by 小寺信良]



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