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第188回:マイケル・ジャクソン出演映画新旧対決
「ムーンウォーカー」と笑劇のオバカ映画
「ネバーランディングストーリー」

怒涛のように発売されつづけるDVDタイトル。本当に購入価値のあるDVDはどれなのか? 「週刊 買っとけDVD!!」では、編集スタッフ各自が実際に購入したDVDタイトルを、思い入れたっぷりに紹介します。ご購入の参考にされるも良し、無駄遣いの反面教師とするも良し。「DVD発売日一覧」とともに、皆様のAVライフの一助となれば幸いです。


■ 銀幕に復活したキング・オブ・ポップ

ムーンウォーカー
価格:3,980円
発売日:9月2日
品番:DL-00817
仕様:片面1層
収録時間:本編約93分
画面サイズ:4:3
音声:英語(ドルビーサラウンド)
字幕:日本語/英語
発売:ワーナー・ホーム・ビデオ

 最近では若干薄らいだ感もあるが、日本の音楽界は“ヒットチャート偏重”だ。大ヒット曲を1つ出しても、後の作品が続かなければ「一発屋」として消えたように扱われてしまう。中程度のヒットを定期的に飛ばし、音楽家としての地位を固められるアーティストは稀で、ましてやメガヒットばかりを何十年も連発できる大物アーティストはほとんどいない。

 それが世界規模の音楽シーンともなれば、さらに狭き門となる。世界でトップを走り続けるためには、人知を超えた才能やパワー、優秀なスタッフ、運なども必要になるだろう。アメリカが生んだ20世紀ポップ最高のスター、マイケル・ジャクソンもそんな“特別な人間”の一人。最近の言動を見ているとやはり人知を超えたものを感じずにはいられない。

 足跡を振り返ってみると、あまりの輝かしさに溜息が出る。ジャクソン5時代からモータウンの看板アーティストとして「帰ってほしいの」や「ガット・トゥ・ビー・ゼア」、「ABC」など、説明不要のヒット曲を連発。その後のソロ活動でも人気は高まるばかりで、「ビリー・ジーン」、「今夜はビート・イット」、「バッド」など数々の名曲をリリース。アルバム「スリラー」が全世界で4,600万枚を売り上げ、ギネス・ブックに登録されたのも有名な話だ。

 しかし、何十年も第一線で輝き続けながら、その輝きが途中から妙な色の光に変わってしまった。月に数億円とも言われる生活費、自宅兼遊園地のネバーランドの建設などは「流石はスーパースターだなぁ」と理解できなくもないが、度重なる整形疑惑やますます白くなっていく肌の色など、外見も激変。子供を窓から宙づりにしたり、妙なマスクと日傘で奇声をあげたりする姿をワイドショーで見るたびに「大丈夫か?」と心配になる。

 そして、少年への性的虐待疑惑から無罪評決と、ここ最近のマイケルは歌よりもスキャンダルや奇行でばかり注目を集めているイメージだ。ひょっとしたら、ミュージシャンとしての全盛期を知らない若い人には「大金持ちの変な人」というイメージしかないかもしれない。何にせよ悲しいことだ。

マイケル・ジャクソン
in
ネバーランディングストーリー
価格:5,040円
発売日:9月2日
品番:ALBCD-1533S
仕様:片面1層
収録時間:本編約92分
画面サイズ:ビスタサイズ(スクイーズ)
音声:英語(ドルビーデジタルステレオ)
    日本語(ドルビーデジタルステレオ)
字幕:日本語
発売:アルバトロス株式会社
販売:パンド株式会社

 裁判も終了し、マイケルに関するゴタゴタも若干落ち着いたように見える9月2日。日本でマイケルジャクソンが出演した新旧の映画が2タイトルリリースされた。1本は「ムーンウォーカー」、そしてもう1本が「マイケル・ジャクソン in ネバーランディングストーリー」だ。

‘88年公開のPV兼ミュージカル映画「ムーンウォーカー」は当時大きな話題となったので、覚えている人も多いだろう。個人的には映画よりも、関連作品としてメガドライブとアーケード用にゲーム化されたことを良く覚えている。近所のゲームセンターで白スーツ姿のマイケルを操り、よく子供達を助けたものだ。救出に成功すると喜んだ子供が「マイコー!!」(マイケルを英語っぽく発音)と叫び、ドンドン子供を開放すると「マイコー!! マイコー!! マイコー!!」と雄叫びが連発。その声が寝る時も耳に残って困ったものだ。

 「ネバーランディングストーリー」の方は、知名度は低いだろう。監督と脚本はブライアン・マイケル・ストラー。出演はエリック・ロバーツ、チャーリー・シュラッター、スチュワート・パンキンなど。はっきり言って誰も知らない。主な出演作品を見ると「ポリスアカデミー‘94 モスクワ大作戦」や、「プレイボーイ 50周年記念プレイメイト」と、かなり厳しい。というか後者は映画ですらない。

 内容は米国らしいコメディ映画で、様々なハリウッド映画のパロディを散りばめたもの。本来ならば購入しようとは思わないだろう。だが、なぜだかわからないが、この映画にはマイケル・ジャクソンが出演しているのだ。「嘘だろ」と突っ込みたくなるが、ジャケットには大きく、青白い顔のマイケル写っている。ただ、どうみてもソックリさんを使ったオースティン・パワーズやブッシュ大統領、ローマ法王、マドンナらも下に描かれているのでまったく信憑性はないのだが、とりあえずマイケルだけは本物らしい。

 失礼な話だが、この映画にマイケルが出る理由がまったくわからないし、映画の予算的にも彼のギャラを支払えるとは思えない。そこで、発売元であるアルバトロス・フィルムのタイトル情報を見てみると、監督とマイケルは十年来の友人で、マイケルはほぼノーギャラで出演したというのだ。

 また、出演だけでなく、約26億円で売却したという彼のネバーランドでロケを行なったという。友達のためなら映画に出て、自分の家も開放する太っ腹なマイケルに感動すると同時に、監督には「ロケ場所くらい友情に頼るな」と言いたくなるが、おそらくネバーランドで撮影された映画はこれが世界初となるだろう。あらゆる意味で気になる作品だ。

 さっそく新宿のヨドバシカメラに出掛けたところ、あっさりと2本とも発見。「ムーンウォーカー」はともかく、「ネバーランディングストーリー」の方は入手が難しいと予想していたので拍子抜けしてしまった。2本は並べてディスプレイされており、在庫も残っているようだ。「マイケル映画の静かなブームが来ているのかもしれない」などと考えながら、レジへと向かった。


■ 無敵の人気ぶりがわかる「ムーンウォーカー」

 まず「ムーンウォーカー」から観賞開始。一度観た記憶はあるのだが、ほとんど内容を覚えておらず、新鮮な気分。開始と同時にSFストーリーが始まると思っていたが、ミュージック・クリップが流れて驚いた。どうやら3部構成になっているようで、1部はPV、2部はショートムービー、3部がSF映画という流れだ。

 第1部は映画かと聞かれると返答に困る内容だが、冒頭の「MAN IN THE MIRROR」から、今聴いてもまったく色褪せていない素晴らしい歌声と楽曲、そして優美なダンスで思わず画面に引き込まれてしまう。まさに別格と言って良いスター性だ。大筋では彼の足跡を歌とともに振り返る内容なのだが、とにかくライヴシーンでバタバタと失神する女性ファンの数が凄い。また、お馴染みのムーンウォークもたっぷりと楽しめる。

 第2部は、マイケルがファンやマスコミにひたすら追いかけられる鬼ゴッコ的なショートムービー。マイケルを追い詰めるキャラクター達は粘土アニメで作られており、映像エフェクトも原色がメインの派手なもの。いかにも‘80年代といった映像で、なんだか懐かしくなってしまった。映像と共に疾走感あふれる楽曲「SPEED DEMON」も秀逸だ。

 そして、いよいよSF編。物語は3人の子供達と遊んでいたマイケルが、ひょんなことから悪の組織のアジトに迷い込み、そこで子供達を麻薬漬けにしようとする計画を知ってしまう。命を狙われるマイケルと子供達が夜の街を逃げるというもので、随所に彼の楽曲が使われている。

 手に汗握るほどの内容ではないが、音楽にも助けられて結構楽しめる。だが、マイケルが袋小路に追い詰められたあたりから、この映画の印象がガラリと変わる。壁に伸びたマイケルの影が段々平べったくなり、徐々に変化して、車(!?)に変身してしまうのだ。それもフェラーリとコルベットとデロリアンとナイトライダーを混ぜたような、超絶カッコイイスーパーカーだ。

 あまりに唐突な展開に絶句してしまう。「最初から車に変形して逃げろよ」とか「そもそも車に変身ってなんだよ」という理性の声も頭をよぎるが、スーパーカーがあらゆる銃弾を跳ね返し、マッハの加速で空を飛ぶあたりで「まあどうでもいいか」という気になる。悪のボスが「何だった? 何なんだ!!」と叫ぶが、彼の言うことはもっともだ。

 映画としては理不尽極まりないが、それでも許されるほど当時のマイケルには絶大な人気と勢いがあったのだろう。それを証明するかのように、ミュージカルパートで彼が歌い始めると全てが許せてしまう。純白のスーツと帽子を着込み、古いバーで一糸乱れぬ動きでバックダンサーと踊る彼は、ズルイくらいにカッコイイ。

 だが、物語も佳境に入ると違和感も最高潮へ。絶体絶命に陥ったマイケルの皮膚が、突如シルバーの金属に変化。ウィーンと音を立てて顔が割れ、体も大型化。助けるはずの子供達は怯えて逃げ出していく。体は発光し、スーツは金属のプレートへ。はっきりいって怖い。怖すぎる。そういえば、アーケードゲームでは何かのゲージが溜まると、マイケルがロボットに変身するんだった。古い記憶の扉が開き、頭痛に頭をかかえた。

 マイケル・ロボはバリアで銃弾を跳ね返し、敵兵士に向けて無数のミサイルを一斉掃射。「生身の人間相手にミサイルなんて撃っちゃダメだよマイケル」と思うが、子供に酷い事をする大人に容赦は無し。甲高い声の高周波(?)で敵の頭部を破壊。謎のビーム兵器を乱射と、「好きにしてください」状態。マイケルのイメージ的に、ここまで直接的な武力で敵を皆殺しにする映画だと考えていなかったので非常に面食らった。マイケルはその後も変形を続け、ありえない展開が続くのだが、それはDVDを観てのお楽しみとしておこう。悪の親玉の「この怪物ロボットめ!!」という叫び声だけが、最後まで正しい主張に聞こえた。


■ 笑劇の問題作「ネバーランディングストーリー」

 とある探検隊が、南の島でノアの箱舟を発見。「もしもし、ノアの箱舟を発見しました」とダイヤル式の携帯電話でオースティン・パワーズのソックリさんへ報告。だがその直後、未知の怪物に襲われてしまう。その怪物とは豚の顔をした巨大な恐竜。探検隊員が叫ぶ「ジュラシック・ポークだ!!」。冒頭から期待を裏切らない、すさまじいゲンナリ度だ。

 ストーリーはあってないようなものだが、とりあえず解説しよう。日本で行なわれるミス・ギャラクシー・コンテストに出場するため、全米の美女が飛行機に乗り込んだ。しかし、飛行機は墜落。ノアの箱舟がある島へと流れ着く。2人のパイロットを中心に、美女達はサバイバル生活を開始。そんな彼らの前に、エージェントMJが登場。ノアの箱舟を破壊するよう命令する。だが、箱舟こそ彼らが島から脱出する唯一の手段だった……というもの。意味がよくわからないが、とにかくそういう物語だ。

 設定の段階で、とりあえず金髪でグラマーな美女を一杯画面に出しておけば大丈夫だろうというB級映画ならではの発想が素晴らしい。確かにこの映画から美女を抜いたらと想像するとゾッとする。そんな彼女らに負けじと、随所にプレスリーやチャップリン、マリリン・モンロー、ローマ法王などが意味もなく登場。例えば落下中の飛行機内ではマリリン・モンローのスカートがはためいて「いやーん」のポーズをするなど、お約束のフルコース。冷静に観るとクスリとも笑えないが、あまりにバカ過ぎるので笑えてくるから不思議だ。

 無人島のサバイバル生活とは言うが、宅急便は毎日届く。ピザも寝袋もポータブルDVDプレーヤーもお手伝いロボットまで送られてくる。便利な時代だ。だが、主人公(?)の副操縦士は届いたノートパソコンの使い方がわからず「これさえ使えればSOSのメールを衛星アンテナから送れるのに……」と悔しがる。どこから突っ込んでいいのかよくわからない。

 そして、脈絡も無く登場したのは「R2-D2」とあまり似ていないロボット「U2-M2」。彼が投写したホログラム映像で、いよいよエージェントMJ、ことマイケルが登場する。不健康そうな彼の青白い肌が、ホログラム投写でさらに薄く見えて言い知れぬ不安感にかられる。

 「ノアの箱舟が出航すれば、世界が大洪水に見舞われてしまう。それを阻止するために……」と、指令を与えるマイケル。マイケル役なので特に役作りなどはしていないが、彼の顔は真剣そのもの。おそらくこの映画で最も真剣な演技をしているのは彼だろう。副機長が「あんたマイケルだろ!? 俺アルバム全部持ってるぜ!!」と話かけるが返事はナシ。その後も登場する役者のギャグや問いかけにも反応はない。

 想像するに、彼のコメントだけを別の場所で撮影した際、台本に他の役者とのカラミの設定は一切なかったのではないだろうか。先に撮影したマイケル映像を出演者がオモチャにしているようにしか見えない。そもそもこういうおバカ映画だと知った上でマイケルは出演を承諾したのだろうか? 先ほどのムーンウォーカーで輝いていた彼の姿がちらついて、笑いながら泣けてくる。

 だが、残念ながら、この脱力感漂う映画において、後光を背負った青白いマイケルが唐突に登場する設定に違和感はない。ある意味で非常にマッチしている。凄まじいまでの意味のなさは、B級オバカ映画の中で間違いなくAランクの出来栄えだ。

 その後も主人公が天井から降りてきたクモに手をかまれ、スパイダーマンではなく超人ハルクへ一瞬変身するなど、酒の席の馬鹿話をそのまま書きなぐったようなストーリーが続く。CGで作られたジュラシック・ポークのポリゴン造詣のレベルの低さも特筆すべきものだ。

 とりあえず一番面白かったギャグは、潜水艦の艦長が「潜望鏡を出せ!」と命令すると上から聴診器が、もう一度叫ぶと望遠鏡が、もう一度言うと画面がギュッと縦に圧縮され「シネマスコープじゃない!!」というもの。あらためて文字にすると背筋が寒くなるが、鑑賞中は大笑いできてしまう魔力が潜んだ映画だ。


■ どちらもシンプルな仕様。特典映像も無し

 ムーンウォーカーの平均ビットレートは5.53Mbps。特典映像が無く、本編は93分なのでもう少し高いレートを期待したのだが残念だ。ディスクは片面1層。様々な素材が使われている映画なので評価が難しいが、画質は総じて低い。見苦しいモスキートノイズなどはないが、全体的に解像感に乏しく、暗部の階調もつぶれがち。映像には期待しないほうがいいだろう。

 気になる音声は英語のドルビーサラウンドのみで、ビットレートは192kbps。中域が豊富でそれなりにまとまったサウンドだが、レンジが狭い。音場の広がりもある程度感じられるがセパレーションは悪く、低域も物足りない。言ってしまえば古臭い音だ。音楽が素晴らしい作品なので、音声の5.1ch化などにチャレンジして欲しかった。

 また、3,980円という価格を考えると特典映像が一切無いという仕様も気になる。今だからこそ明かせる撮影秘話や、使われた楽曲の解説、当時の彼の人気ぶりを伝えるスタッフ・インタビューなど、なんでもいいから入れて欲しかった。音声や映像の面も含めて、あまり製作サイドの愛が感じられないDVDだ。

【ムーンウォーカー】
DVD Bit Rate Viewerでみた平均ビットレート

 ネバーランディングストーリーの平均ビットレートは4.93Mbps。映像はビスタサイズでスクイーズ収録。音声は英語と日本語をドルビーデジタルステレオで収録。ビットレートはどちらも384kbps。映像、音声ともにAV的な魅力を探すのは難しいが、映画の種類が種類なのでとりたてて不満はない。日本語吹き替え音声があるのは驚きだったが、英語と日本語で環境音のレベルが異なることもあり、吹き替え音声に“スタジオで収録しました感”が強く感じられ、臨場感に乏しいのが残念だ。

 こちらの作品にも特典映像はないが、映画の最後にインタビューが入る。「監督を製作した人(PRODUCER OF THE DIRECTOR)として、ブライアン・マイケル・ストナー監督のお母さんが登場。最後までオバカな映画だ。ちなみにお母さんは「この映画が良いかどうかわからないわ、だってふざけてるんだもの」と手厳しかった。

 なお、新作紹介のコーナーではアルバトロス・フィルムの個性的なタイトルラインナップが垣間見えて面白い。「チアリーダー忍者」や、「女子高生ロボット戦争」「案山子男」(かかしおとこ)、「殺戮職人芝刈男」(さつりくしょくにんしばかりおとこ)など、気になるタイトルが多いのが特徴だが、殺戮シリーズの新作「郵便処刑執行人」の「泣く子も黙る郵政事業ホラー、ついに開封。その殺し、当日消印有効」というキャッチに痺れてしまった。

【ネバーランディングストーリー】
DVD Bit Rate Viewerでみた平均ビットレート


■ 前向きと後ろ向きにオススメの2作品

 ムーンウォーカーは、ストーリー的にはアバンギャルドな作品だが、音楽や映像は非常にクオリティが高く、気軽に楽しめるエンターテイメント・ムービーとして満足度が高い。映像的な古さを感じることはあるが、映画自体はかなりのお金がかかっているのものなので、さほどB級さは感じない。マイケルの絶頂期を知る人にはたまらない懐かしさを感じることだろう。鑑賞後、マイケルのライヴ映像がもっと見たいなぁという気持ちになることうけあいだ。

 ネバーランディングストーリーの方も、逆の意味で必見の1本だ。チープな映画が好きだという人には、オモチャ丸出しの飛行機が飛ぶ冒頭から、違和感バリバリの実写とCGの融合、空中に写し出される救世主・マイケルが作り出すミスマッチ感がお腹一杯楽しめるはずだ。

 だが、やはり5,040円という価格は気になる。この手の作品が高価なのは仕方の無いことだが、冷静にコストパフォーマンスを計算しないほうが良いだろう。また、一人で観賞するにも不向きな作品だ。特殊な趣味を理解してくれる友人を招いて「バカすぎる!!」と笑いながら観賞するのが正しいスタイルだろう。

 なお、この映画だけを観賞すると、マイケルの今後について果てしない不安感に襲われるため、新旧の遍歴を知る意味も含めて、ぜひムーンウォーカーと一緒にレジに持っていくことをオススメする。あらゆる意味で人知を超えたスターの姿に、あらためて胸を打たれるだろう。

●このDVDについて
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□ワーナー・ホーム・ビデオのホームページ
http://www.whv.jp/
□「ムーンウォーカー」のタイトル情報
http://www.whv.jp/database/database.cgi?cmd=dp&num=3207
□アルバトロス・フィルムのホームページ
http://www.albatros-film.com/
□「ネバーランディングストーリー」のタイトル情報
http://www.albatros-film.com/title.phtml?route=&titleid=209

(2005年9月13日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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