森見登美彦原作、映画「ペンギン・ハイウェイ」'19年1月Blu-ray化

森見登美彦の同名小説を原作としたアニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」が、2019年1月30日にBlu-ray化される。価格は、BDのコレクターズ版が8,800円、BDスタンダード版が4,800円、DVDスタンダード版が3,800円。発売元は東宝/フジテレビジョン、販売元は東宝。

「ペンギン・ハイウェイ」2018年8月17日より全国公開
※ジャケットとは異なります
(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

• Blu-ray コレクターズエディション(品番:TBR29019D)8,800円
• Blu-ray スタンダードエディション(品番:TBR29020D)4,800円
• DVD スタンダードエディション(品番:TDV29021D)3,800円

「夜は短し歩けよ乙女」、「有頂天家族」などで知られる森見登美彦の小説が原作。アニメ化は、気鋭のスタジオ・スタジオコロリドが手掛けた。監督は、大学在学中に発表した「フミコの告白」(09年)で国内外の賞を多数受賞、 劇場デビュー作品となる短編アニメーション「陽なたのアオシグレ」(13年)でも第17回 文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門の審査委員会推薦作品に選出された石田祐康。脚本は「四畳半神話大系」、「夜は短し歩けよ乙女」など、森見作品の映像化作品を数々手掛けている上田誠。

声の出演は、主人公アオヤマ君役を、若手女優・北香那が担当。ミステリアスな雰囲気を併せもつ“お姉さん”を、蒼井優が演じる。その他にも、釘宮理恵、潘めぐみら、西島秀俊、竹中直人らが脇を固めている。主題歌は宇多田ヒカルが担当、新曲「Good Night」を書き下ろした。

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

BDのコレクターズエディションは、本編BDに加え、特典BDを同梱。特典BDにはプロモーション映像集として特報、予告、TVスポットを収録。キャストインタビュー映像、イベント映像集も収めるほか、封入特典も予定されている。

BD/DVDのスタンダードエディションは本編ディスクのみの収録となるが、プロモーション映像集は収録。封入特典も予定されている。

店舗別特典も用意されており、Amazon.co.jpでは下敷きやステッカーなどをセットにしたバージョンも用意する。

あらすじ

小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録している男の子。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になるだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって、何より興味深いのは、通っている歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミス テリアス。アオヤマ君は、日々、お姉さんをめぐる研究も真面目に続けていた。

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅 地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか……。

ペンギンヘの謎を解くべく“ペンギン・ハイウェイ”の研究をはじめたアオヤマ君は、お姉さんがふいに投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

一方、アオヤマ君と研究仲間のウチダ君は、クラスメイトの ハマモトさんから森の奥にある草原に浮かんだ透明の大きな 球体の存在を教えられる。ガキ大将のスズキ君たちに邪魔を されながらも、ペンギンと同時にその球体“海”の研究も進めて いくアオヤマ君たち。やがてアオヤマ君は、“海”とペンギン、そしてお姉さんには何かつながりがあるのではないかと考えはじめる。

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

そんな折、お姉さんの体調に異変が起こり、同時に街は 異常現象に見舞われる。街中に避難勧告が発令される中、 アオヤマ君はある“一つの仮説”を持って走り出す!

果たして、 お姉さんとペンギン、“海”の謎は解けるのか― !?

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会