電通グループ3社が「Premium Audio広告」、radikoとSpotifyでスタート

電通、電通デジタル、CARTA HOLDINGSの電通グループ3社は、インターネット広告の新たな取り組みとして、音声コンテンツを提供するプレミアムな媒体のみを対象にした音声広告配信サービス「Premium Audio広告」を開始。最初の広告配信先は、ラジオ配信のradikoと、音楽ストリーミング配信のSpotifyとなる。

このサービスには2つの特徴がある。1つは、適切な権利処理が行なわれた音声コンテンツを保有する媒体のみに限定して音声広告配信を行なう事。広告主のブランドを毀損しない「ブランドセーフティ」な環境で広告ができるという。

もう1つは、各サービスにログインしたユーザーに向けて広告を配信するため、機械(≒bot)によって不正にインプレッションやクリックが消化されるアドフラウド(広告詐欺)のリスクを「限りなく減らすことができる」とする。

サービスの配信には、CARTA HDのグループ会社であるVOYAGE GROUPが音声広告に対応できるように拡張開発した広告配信プラットフォームを活用。運用は、“人”基点のマーケティングでROIを最大化するという「People Driven DMP」を利用する。