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ANIMA×ミドグラワイヤレスヘッドフォン。星街すいせいが「Allegro」MVで装着
2024年9月9日 19:00
ピクセルは、Acoustuneのサブブランド「ANIMA」より、ホロライブ所属のVTuber 星街すいせいとTAKU INOUEによるユニット「Midnight Grand Orchestra」とのコラボワイヤレスヘッドフォン「ANW03 Midnight Grand Orchestra Ver.」を12月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,328円前後。発売に先駆け、予約受付を開始した。
YouTubeにて公開されたMidnight Grand Orchestraの楽曲「Allegro」のMV劇中で、星街すいせいが使用しているヘッドフォン。音質×ボイス×デザインの三要素を「Midnight Grand Orchestra」に携わるメンバーたちが手掛け、世界観を落とし込んだモデルとしている。
(C)ANIMA (C)VIA/TOY'S FACTORY (C)2016 COVER Corp.
サウンドチューニングはMidnight Grand OrchestraのコンポーザーであるTAKU INOUEが監修。3種類のチューニングパターンを専用アプリ「ANIMA Studio(iOS/Android)」にて設定、変更できる。また、Advent Voice(操作時音声の着せ替え)機能も搭載し、同アプリから変更できる。
オリジナルのシステムボイスとして、星街すいせいの録り下ろしガイドボイスを採用。単体モデルとして業界最多という42ボイスを収録している。
パッケージには、イラストレーター 米室による描き下ろしイラストと、グラフィックデザイナー パンチによるデザインを採用し、Midnight Grand Orchestraの音楽の世界観を表現している。
ヘッドフォン本体もパンチがデザイン。本体カラーには Midnight Grand Orchestra の夜をイメージした「ミッドナイトブラック」を採用し、ハウジングにはマット塗装を施しつつ、ヘッドバンドにはブラックの焼付塗装を行なったダークなイメージに仕上げている。
ヘッドフォン全体には、Midnight Grand Orchestraをあしらったシルバープリント。トップ部分のプレートオーナメントにはエッチング処理を行なうことで、闇の中に輝く光やMidnight Grand Orchestraの二人をイメージしたデザインに仕立てている。
ベースモデルの「ANW03」は、イヤフォンでのドライバー設計を生かして、新規にヘッドフォン用として開発したCoClear振動板を使用した40mm径ダイナミックドライバーを搭載した、ブランド初のヘッドフォン。
CoClear振動板は、Acoustuneイヤフォンが独自のMylinxドライバーの開発で培った知見をANIMAブランドのイヤフォンに搭載するために開発した素材を使用した振動板。高度な数値解析により設計された振動板、強力な磁束密度のマグネットと最⼤限に効率を高める磁気回路、高級イヤフォンにも使用される音質調整フィルターなどを吟味、選定し最適化を行なったという。
また、SoC内部のDSPの処理についてもカスタムすることで潜在能力を引き上げ、ダイナミックドライバーを最⼤限生かすことを目指した。
従来品に比べて⼤容量かつ動作速度が高速なフラッシュメモリの採用、測定や試聴の試行錯誤を行なって地道に最適化した独自のデジタル信号処理と、今回のヘッドフォン専用に設計したAB級アンプを組み合わせた「S.A.L.T. Plus」を採用。これにより、ヘッドフォンの本体の周波数特性のチューニングの自由度の向上や最適化を従来に比べて高度に行なうことを可能とし、音質設計の微妙なニュアンスの表現を細部まで落とし込こめるようになったとする。
Bluetooth 5.4準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、LC3をサポートする。同時に2台のデバイスに接続できるマルチポイント接続にも対応。3.5mmケーブルやUSB OTG接続を使用した有線接続も行なえる。
再生周波数帯域は20Hz〜40kHz。インピーダンスは32Ω。連続再生時間は約37時間、充電時間は約1時間30分。重量は約240g。USB-Cケーブル、3.5mmステレオケーブルなどが付属する。