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LINN、PISTONIKユニット搭載のコンパクトリファレンススピーカー「343」
2026年10月15日 19:00
LINN JAPANは、オリジナルドライブユニットのPISTONIKを搭載したスピーカーシステム「343 EXAKT」と「343 PWAB」を発売する。仕上げはともにTriton、Linn Heritage、Single Malt、Clyde Built、Piano Black、Alpine Whiteを用意。価格は343 EXAKTが17,600,000円(ペア)、343 PWABが12,100,000円(ペア)。
フラッグシップスピーカー「360」で採用している最新テクノロジーをコンパクトな新素材キャビネットに装備。「様々なお部屋でスペースの制約なく、リアルでフルスケールの音楽を再現する、まさに理想と言えるスピーカー」としている。
343 EXAKTは、4ウェイ4スピーカー構成のEXAKT Integratedアンプ内蔵スピーカー。EXAKTヘッドユニットからデジタル伝送され、スーパーハイクオリティかつシンプルなオーディオシステムを構成する。
スピーカーに入力されたデジタル信号は、ビット拡張/アップサンプリング、デジタルクロスオーバー、ユニット誤差補正、定在波音響補正プログラムを経て各ドライブユニット専用のデジタル信号を生成、3組のDAC&パワーアンプ、最低域用のLinn Power DACにフィードされ、スピーカー全体がマルチアンプ駆動される。
343 PWABは、一般的なパワーアンプと組み合わせて再生するスピーカー。3ウェイパッシブ+Aktiv Bassスピーカー構成で、パワーアンプから送られた信号は、パッシブクロスオーバーで帯域分割され、上部3帯域のドライブユニットに送られる。最低域のウーファーには、専用パワーアンプLinn Power DACが搭載し、「完璧なコンビネーションのもとパワフルな再生を行なう」としている。
343はコンセプト立案時からPISTONIKを核として設計され、キャビネット、ダウンファイアリングの低音構造、ドライブユニット挙動、エレクトロニクスまで一体化したシステムとして完成。
ユニットは2機種共通で、19mmドーム型ツイーター、64mm薄層織りカーボンファイバー・ドーム型ミッド、190mmロングスロウ・アルミニウムアッパーベース、220mmロングスロウ・アルミニウムローワーベース。
複数ユニットを組み合わせて利点を生むISOBARIKなどとは異なり、PISTONIKはドライブユニットそのものに優れた資質を与えることで、本物の低音再生に必要な「極めて高いリニアリティ」「広大な振幅領域」「精密な精度」を実現し、即応性と豊かな質感をかなえたという。
PISTONIK 8インチウーファーをスリムな343に装備するためにダウンファイアリング(下方放射)方式を採用。ウーファーユニットの強力な反作用エネルギーをスピーカー自身の重量によって受け止め、床面が低音エネルギーをスムーズかつ効果的に部屋全体に放射。大きなスケールをもたらす深みと威厳、揺らぎのない正確な低音再生が実現され、空間を掌握するパワフルな低域が届けられる。
6インチのPISTONIKアッパーベースユニットも同様に、低歪み/リニア特性/出力制御という設計思想を継承。アッパーベースは、音楽のボディや重量感、実在感を形づくる重要な周波数帯域を担っている。
この2つのPISTONIKユニットは、スピーカー全体の音響エネルギーの約70%を担い、超低域からボーカル帯域、さらにその上に至るまでパフォーマンスの核心でその実力を発揮するとしている。
キャビネットは、鋭角なエッジを排除した滑らかな形状にすることで、音をよりクリーンかつ均質に放射。「スピーカーが周囲に溶け込むように気配を消し、343は録音された音楽をありのままに空間へと解き放つ」という。
ガラス繊維強化成形コンパウンドを採用することで、剛性と密度を確保しながら壁厚を薄くすることができ、キャビネット内部の音響容積を最大化。リファレンスクラスの性能と家庭にも自然に調和するサイズを両立させている。
外形寸法/重量は共通で、338×466×1,091mm(幅×奥行き×高さ)/52kg(スタンド含む)。

