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本田雅一のAVTrends

音楽/オーディオファンへ、ネットワークオーディオの勧め
【その2】「Transporter」に見るネットワークの可能性



 前回から少し間が空いてしまったが、ネットワークオーディオに関して今回も含めてあと2回、具体的な製品を紹介しながら話を進めていきたい。

 1回目ではネットワーク(ここで言うネットワークとは家庭内LAN)を通してオーディオを楽しむための道具がある程度、そろい始めたこと。そしてネットワークオーディオは、実はCDを直接再生するよりも音が良くなる要素があると書いた。

 音質に関しては再生環境にも依存する上、比較対象も考慮する必要があるが、ほとんどのマジメに音を作っているネットワークオーディオに共通するのは、CDを直接再生するよりも情報量がグッと増えることだ。

 さて、これから2回は、現時点でお勧めできるネットワークオーディオ機器の組み合わせを1種類づつ紹介したい。今回はオーディオや音楽が好きだけれど、同時にパソコンやネットワークについても詳しく、興味も持っているという人に向けて、Slim Deviceの製品を紹介する。次回は音質などのオーディオ的な話も含めつつ、LINNが6月に出荷を開始するSneaky Music DSを中心に、LINNのDSシリーズとコンピュータやネットワークに詳しくないユーザーが、ネットワークオーディオに挑戦するための情報を紹介していく。


■ デジタルガジェット的面白さと多機能を誇るSlim Deviceのプレーヤー

 Slim Deviceはネットワークオーディオデバイスが世の中に登場し始めた2000年に設立された。2000年というとTurtle Beachというプロ向け録音ボードからコンシューマ向けサウンドカードまで幅広くPCオーディオ製品を提供していた会社が、AudioTronというネットワークオーディオを発売して話題になった年。当時のCES基調講演でビルゲイツ氏が、AudioTronを紹介しながら、将来の音楽デバイスはこうなると話した年である。

 もっともAudio Tronはあまり評価されず、現在はTurtle Beach社もなくなり製品は販売されていない。が、この頃に生まれたいくつかのネットワークオーディオのベンチャーはその後も生き残り、やっと家庭内LANで音楽を手軽に楽しめる環境が整ってきた。そのうちのひとつがSlim Deviceだ。

Transporter

 2006年にはコンピュータ周辺機器大手のLogitech(日本でのロジクール)が買収し、Slim DeviceはLogitechの一部門になっているが、買収後も独立してブランディングを行なっており、他のLogitech製品とは少々毛色が異なる。

 この中で実際に入手して使っているのが、2006年に発売されたTransporterという製品だ。1,999ドルという価格は、高音質を求めるオーディオプレーヤーとしては中級クラスだが、当時、ネットワークオーディオプレーヤとしてはかなり高価なものだった。

 Transporterが、どこまでオーディオ機器として“使える”音を出すかは後でゆっくりと紹介するが、Slim Deviceの主力製品は299ドルから購入できるSqueezeboxシリーズだ。現在の主力はSqueezebox Duetという製品で、iPodライクな操作性を持つカラー液晶搭載のWi-Fiリモコンとディスプレイレスのシンプルなオーディオレシーバで構成されている。価格はセットで399ドル。


Squeezebox Duet リモコン

 ちなみにiPodライクなリモコン、Squeezebox Centerは、他のすべてのSlim Device製ネットワークオーディプレーヤをコントロール可能だ。クルクルとホイールを回して操作可能で、ジャケット写真の表示も可能。無線LAN経由のインタラクティブな操作ということもあり、非常にレスポンシブで大量の音楽ライブラリから容易に好みの曲を探せる。

 今年のInternational CESで見て気に入っていたのだが、今回の記事にはギリギリ間に合わず実物を紹介できないのが残念だ。ただし、このリモコンを使わなくとも、Slim DeviceのプレーヤーはWebブラウザを通じても操作することが可能だ。

 さて、このように海外製で日本で発売されていない(通信販売サイトで購入することはできるが、Slim Deviceからの直販は、日本への出荷を行なっていない)製品を、なぜ紹介するのかというと、拡張性に富んだアーキテクチャがネットワークオーディオの長所をよく表していることがひとつ。そして、ローエンドから比較的音質をケアした上位機種までプレーヤの選択肢が広いことがもうひとつ。最後にSoftSqueezeというプレーヤーのソフトウェアエミュレータが提供されており、製品を購入しなくともネットワークオーディオとはどんなものかをパソコン上で体感できる環境が提供されている点を挙げておきたい。日本語も一部、利用可能で曲名表示なども漢字が出る。

 なお、日本法人のロジクールは現時点において、SlimDeviceの製品を日本で扱うか否か、何も決定していない。従来、ロジクールが扱っている製品とは、価格レンジやユーザー層が異なるため、参入するかどうかも含めて扱い方を決めかねているということのようだ。

 もっとも、比較的前向きではあるようなので、日本での発売を期待しつつ紹介することにしたい。


■ 充実した機能面を一手に引き受けているSqueeze Center

Squeeze Centerのメイン画面。左側でコンテンツ選択を行ない、右にプレーヤー制御とプレイリスト一覧が表示される

 Slim Device製品の最大のアドバンテージは、“Squeeze Center”という音楽サーバーにある。もちろん、前述したiPodライクな操作性を持つリモコンも他の製品にはない特徴だが、そうした高機能リモコンが実現できているのも、Squeeze Centerが音楽サーバーとして柔軟性と拡張性を備えているからだ。

 なお、Squeeze Centerは音楽を楽しむことだけに集中して開発されており、写真やビデオのサーバーにはならない。その分、大量の音楽をライブラリ化して楽しむための機能は豊富で、各種インターネットラジオや音楽ストリーミングサービスにも対応している。

 また、Squeeze CenterはUPnPでプレーヤと接続されるが、音楽再生のための手順はDLNAに準拠しておらず、UPnP Media Controlなどにも対応しない。その代わりに独自の手順でサーバーとレシーバが通信することで、高レスポンスや高い機能性を実現している。

 ではクローズドな製品か? というと、そうではなく、Slim Device自身がユーザーコミュニティフォーラムを運営し、そこでSqueeze Centerのソースや拡張プラグインの仕様、開発キットなどを公開し、オープンソースで開発が行なわれている。

 しかもPerlという、理解しやすく、拡張が容易で、開発しやすい、しかもポピュラーで開発スキルを持っている人が多い、言語で開発されてきたため、多くのプラグインなどがユーザーコミュニティの中で開発され、それがSqueeze Center(以前はSlim Serverと呼ばれていた)を音楽サーバーとして使いやすく高機能なものに進化させてきた。


アルバムの閲覧では楽曲に埋め込まれたカバーアートが表示される。カバーアートはあらかじめデータベース化されているため、表示は高速でストレスは全くない ライブラリの表示形式や、アルバムを並べる順番をかなり自由に選べる 検索機能を利用したところ。ここではシンプルにキーワードで指定しているが、高度な検索画面を使えば、ジャンルやビットレート、圧縮形式などで絞り込むことも可能

サーバーの設定画面。言語の規定値は英語だが、日本語に変更することで主要な機能が日本語で表示される。ただしまだ不完全で、日本語がおかしな点が多数見受けられる

 ジャケット写真の扱いや曲を探す際の切り口などの細かな作りも使いやすく仕上がっており、プレーヤーとサーバーがセットで開発されているので、ジャケット写真が表示されないなどの無駄なトラブルも起きない。さらには、WavpackやMonkey Audioなど、プレーヤ側が直接デコードできない形式(プレーヤーが直接再生可能なのはApple Lossless、FLAC、MP3、WMA、WAV)をトランスコードする機能も持つ。

 音楽の検索機能はサーバー側で処理されるため軽々と動き、ジャケット写真も適切なサイズにリサイズして自動的にデータベース化されているため、Wi-Fiリモコンからのアクセスも素早い。またサーバー側で文字をレンダリングしてからプレーヤーに送信(プレーヤー側はJavaアプレットを通じて表示を行なっている)するので、日本語のタイトル名やアルバム名、アーティスト名も問題なく表示できる。


筆者は利用していないが、iTunesライブラリとの同期を行なう機能もある。iTunesで管理する楽曲の自動登録はもちろん、プレイリスト、スマートプレイリストなども同期する プラグインの一覧。各種音楽配信サービスやインターネットラジオ、DSP処理やユーザーインターフェイス拡張など、様々な機能がプラグインで拡張可能。ユーザーコミュニティサイトでも追加プラグインが配布されている プレーヤー側で未対応のファイル形式をサーバー側でトランスコードすることもできる

 サーバーの国際化も進みつつあり、未完成ながら日本語リソースファイルも作成されているため、サーバーの設定を切り替えれば操作画面も日本語になる。ただしWi-Fiリモコンに関しては、そのままでは日本語が表示されないようだ。これはリモコンがひとつのコンピュータになっているためだが、日本語TrueTypeフォントをリモコン内で動作しているLinuxにインストールすることで日本語表示が可能になる。Slim Deviceでは夏ぐらいには日本語対応を終えたいと話していた。

 Squeeze CenterはSlim Deviceのサイトから無償ダウンロード可能で、インストールは実に簡単に終わる。Windows、Mac OS X、Linuxなどがサポートされているが、一部のNAS上でも動作する。なお、ユーザーコミュニティでは玄人志向の玄箱で動作させたという報告もあるが、こちらはややハードルが高くなるだろう。

 このように良いことばかりに見えるが、やはり英語が不得意な人には、最初の一歩が踏み出しにくいかもしれない。また、NASへのインストールも可能とはいえ、基本的にはパソコンをターゲットとしてサーバーが開発されているので、この点で抵抗感を感じる人もいるはずだ。その場合は、DLNA対応機器の方が、市販のNASを利用できるため踏み込みやすいとは言える。

 とはいえ、前述したようにプレーヤーのソフトウェアエミュレータがあるので、まずはインストールして使ってみて、使いこなせるかどうかを判断してみてはどうだろう。パソコンやネットワークに興味がある人ならば、意外にスッと入り込めるはずだ。


■ Webブラウザを高機能リモコン代わりに

Webブラウザからのユーザーインターフェイスは切り替え可能。後述するiPengも秀逸だが、シンプルなHandheldをWindows Mobileのブラウザから利用するのもお勧め

 Wi-Fiリモコンを別にすると、SqueezeboxシリーズとTransporterの操作は、赤外線リモコンで操作するが、赤外線リモコンで大量の音楽ライブラリを扱うのはやや厳しい。操作レスポンスは良いが、かといって数100ものアーティストやアルバムをプレーヤーのディスプレイで見渡せるわけではない

 しかしSqueeze Centerには、非常に使いやすいWebブラウザ向けのユーザーインターフェイスが用意されている。デフォルトではポート番号9000に、このインターフェイスが割り当てられているので「http://xxx.xxx.xxx.xxx:9000」(xxxはサーバのIPアドレス。サーバーを動かしているパソコンでは、http://localhost:9100でもいい)とURLを入力すると、Squeeze Centerの各種機能にアクセスできる。

 Squeeze Centerは、Webブラウザ向けのユーザーインターフェイスを複数持っており、ブラウザの仕様に合わせて変更することも可能だ。たとえばWindows Mobile端末ならば、ユーザーインターフェイスを「Handheld」に切り替えることで、Pocket IEでも正常に表示可能になるし、タッチパネルを用いたインターネット端末を持っているなら「Touch」に切り替えるといい。


SoftSqueezeを使えば、プレーヤハードウェアをパソコン上でエミュレートさせることも可能だ。Transporter上で動作するアナログメーターの表示プラグインなどもきちんと動作する。ただし24bitや88.2kHz以上の高解像度ファイル再生には非対応 SoftSqueezeはインターフェイスを切り替え、Transporter以外の機種をエミュレートさせることもできる。画面はSqueezebox 3(現在のSqueezebox Classic)

 さらにユーザーインターフェイスはプラグインで追加することもできる。たとえばiPod touchやiPhoneのユーザーなら、「iPeng」というプラグインが利用できる。見た目もそうだが、なかなか使いやすく曲を特定の位置まで飛ばす場合でも、タッチパネルで操作できる。iPod touch自身のパフォーマンスが低いため、やや動作がもたつくところはあるが、なかなか使いやすい。

iPengをインストールすると、iPod touchのSafariをリモコン代わりに利用できる。ジャケット写真も見やすく配置され、フォントも美しくレンダリングされる iPengの再生画面ではジャケット写真がいっぱいに広げて表示される。写真をタッチすれば、ランダム再生などの設定変更や再生位置のジャンプをタッチパネルで動作できる。ボリュームも制御可能だが、デジタルボリューム制御になるため音質は低下する。音質にケアするなら、あらかじめサーバー設定でボリューム変更を禁止しておこう

 プラグインは、他にも音にDSP効果を加えるものや、レシーバ上の表示を変更するもの、クレストロンなどの統合リモコンソリューション対応のドライバなど、数多くがここに公開されている。

 また、プラグインのいくつかは標準で組み込まれている。前述のSoftSqueezeもそのひとつで、メニューから「SofSqueeze」という項目を選ぶとJavaアプレットとしてインストールされる。もちろん、WindowsでもMac OS Xでも、Linuxでも動作する。

 また標準組み込みのプラグインには、Music IPやLast.f.m.との連携を行なうものもある。特に筆者はMusic IPとの連携が気に入っている。Music IPは音楽の特徴を分析し、それをID化してデータベース管理。その時々の気分に応じて好みの曲を指定してMusic IP MIXをかけると、選んだ楽曲とよく似たタイプの曲をランダムに選んでプレイリストを作ってくれる。

 Music IPのツールは他のプレーヤにプレイリストを引き渡すためのインターフェイスを持っており、Squeeze CenterはMusic IPへMIXを依頼したり、MIXした結果のプレイリストを受け取ったりする機能がプラグインとして用意されている。

 インターネットラジオサービスへのアクセスが可能な他、音楽サービスへの接続が行なえるのも、Slim Device製品の特徴になっている。

 Slim DeviceはSqueeze Networkというサービスをインターネット上で提供しており、各端末が持つユニークID(SoftSqueezeにも表示される)を登録しておくと、Squeeze Networkを代理サーバーとして、PC向けの音楽サービスにアクセスできる。

 たとえばReal NetworksのRhapsody、あるいは好みのアーティスト名をキーワードに似たテイストの楽曲を放送するPandraといったユニークなサービスが利用可能だ。これらは本来、IPアドレスをチェックしているので米国内でしか利用できない()のだが、代理サーバーが間に入っているため、全く保証外ではあるが日本からでも利用できてしまう。


■ アナログ出力は物足りないが、デジタルの音はなかなかのTransporter

 さて、最後にハードウェアの話もしておこう。Slim Device製品の本質的な良さは、サーバーソフトウェアにあるが、そうはいっても音を再生するのはハードウェアに違いない。

 現在のところ1,999ドルという価格設定のTransporterしか利用しておらず、メインストリームのDuetなどは、デモでは聴いたことがあるが、評価できるほどは聴いていない。ということで、Transporterの話のみになるが、結論から言えばアナログ出力の質はオーディオに多くの金額を投資している人には物足りないだろう。しかし、デジタル出力の音はなかなか良く、これは使えるという印象だ。

 まず付属電源ケーブルの質があまりに低く、またインシュレータも中空の柔らかいゴムでできている。購入してきたままの状態では、とてもオーディオ用としては使えない。しかし、アルミ押し出しの筐体はしっかりしたもので、さほど高価なものではなくとも、オーディオ用として使えるレベルの電源ケーブルを使い、好みのインシュレータで支えてやると、かなり良くなってくる。高ささえ揃っていれば、木片でも標準よりはマシだろう。

Transporterの背面

 ただし、音像はやや甘く、中域の質感や音場表現も少しばかり荒っぽい。その代わりに、たいていのCDプレーヤーよりも多くの情報が溢れ出てくる。今まで聞こえていた背景音が、より明瞭に聞こえるようになり、同時に気付かなかった音の気付くといった具合だ。つまり、素性としては良いようだが、良い音へのまとめがうまく行っていない。

 日本円で約20万円という価格を考えれば、同クラスのCDプレーヤーと比較するべきだろう。その点では電源ケーブルを交換することを前提にすると、満足できる質は得られる。荒っぽいながらも音は前後に展開し、音場もスーッと徐々に消えていくグラデーションが出る。情報量の多さは比べるべくもなく勝っている。しかし、音の質感やディテールの細やかな描き分けを求めるといったレベルになってくると、少々厳しいというのが正直なところだ。

 しかし同軸デジタル出力を使ってみると、こちらはかなり具合がいい。やはり本機が取り出した音楽ストリームの素性は、光ディスクから直接読み出した場合よりも良いのだろう。要は本機でDA変換しなければかなり使える。

 また、Transporterには外部クロックの入力端子もあり、それに同期させることもできる。オーディオ用のマスタークロックジェネレータを所有している人というと、かなりのオーディオファンとなるだろうが、これを使って高品質クロックに同期させ、ハイエンドのDAコンバータで音を出すといったマニアックな使い方もできる。デジタル通信のプロトコルはS/PDIFの他、AESも利用可能。

 CDプレーヤーではなかなか引き出せない情報量の多さを求めるならば、その名前の通り、本機をトランスポートとして利用し、DA変換を別のコンポーネントに任せるといった使い方をするのも悪くないと思う。

 一方、SoftSqueezeを使って挑戦しようと思ったけれど、しかしそこまで音には拘らないという向きなら、Squeezebox Classicあたりから始めるのがいいだろう。もしコンピュータの知識に自信があるならば、Squeezebox Duetの方がより使いやすいが、その場合は日本語フォントのインストールを自分で行なう必要がある。インストールそのものは、SSHでコントローラのOSに入りファイルを転送するだけだが、SSHって何? という人には厳しいかもしれない。また、これらをきちんと聴いていないが、デジタル出力ならば、悪い結果は出ないはずだ。


■ DLNA対応オーディオプレーヤとはひと味違う楽しさ

 Transporterというオーディオ志向の強い製品を持つが、Slim Deviceが販売する製品の魅力は、やはりそのサーバー、Squeeze Centerにあると思う。FLACやApple Losslessなどのロスレス音声をネットワーク経由で楽しみたいが、一方でインターネットラジオも聴きたい。そしてたくさんの音楽ライブラリを持っているので、大量の楽曲を一括管理してパソコンが置かれていない部屋でも楽しみたいといった人の中でも、特に操作性を重視したい人にはうってつけの製品だ。

 純粋にオーディオ製品として捉えるならば、次回紹介するLINNのDSシリーズの方が良い面はある。しかし、拡張性が高くインターネット上でダイナミックに進化するSqueezeboxもまた別の魅力がある。まずはSoftSqueezeで、その世界を体験してみてはいかがだろう。


□Slimdevicesのホームページ(英文)
http://www.slimdevices.com/
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【その1】ハイエンドからゲーム機まで“選べる”状況に
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【2005年8月23日】アスク、無線LAN対応のネットワークオーディオプレーヤー
-ドルビーデジタル/DTSの5.1ch出力もサポート
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050823/ask.htm

(2008年5月30日)


本田雅一
 (ほんだ まさかず) 
 PCハードウェアのトレンドから企業向けネットワーク製品、アプリケーションソフトウェア、Web関連サービスなど、テクノロジ関連の取材記事・コラムを執筆するほか、デジタルカメラ関連のコラムやインタビュー、経済誌への市場分析記事などを担当している。
 AV関係では次世代光ディスク関連の動向や映像圧縮技術、製品評論をインターネット、専門誌で展開。日本で発売されているテレビ、プロジェクタ、AVアンプ、レコーダなどの主要製品は、そのほとんどを試聴している。
 仕事がら映像機器やソフトを解析的に見る事が多いが、本人曰く「根っからのオーディオ機器好き」。ディスプレイは映像エンターテイメントは投写型、情報系は直視型と使い分け、SACDやDVD-Audioを愛しつつも、ポピュラー系は携帯型デジタルオーディオで楽しむなど、その場に応じて幅広くAVコンテンツを楽しんでいる。

[Reported by 本田雅一]


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