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車向け放送「Amanekチャンネル」用SIMカード。1GB 500円~で日本通信が提供

 日本通信は、ドライバー向けデジタルラジオ「Amanekチャンネル」を放送受信圏外でも利用するための「Amanek SIM supported by おかわりSIM」を、8月10日からAmanekを通じて提供開始する。初期SIMパッケージは2,980円で、月額料金は1GBまで500円、2GBまで750円など、上限5GB 1,500円までの5段階で設定されている。5GBを超えると200kbpsに制限される。

Amanekチャンネルアプリ画面

 「Amanekチャンネル」は、アマネク・テレマティクスデザインによる日本初のドライバー向け専門放送チャンネル。リスナーの現在地に合わせた天気を伝えたり、ドライブ情報を自動音声読み上げで提供するといった、放送とデータの連携機能が特徴。

 地上アナログテレビ放送終了後のVHF-Low帯を活用した「i-dio」上で展開し、東京/大阪/福岡/東海エリアで放送されている(2016年7月時点)が、放送受信圏外でも視聴できるようにしたいというAmanekの要望を受け、日本通信がドコモのLTE/3G網に対応した「Amanek SIM」を提供。これにより、放送と同じサービスが通信経由で受けられる。Amanekチャンネルのデータ量の目安は約0.15GB/1時間。SIMカードの販売はAmanekが行なう。なお、Amanekチャンネル以外のサイトなども利用可能。

 両社は「自動車のICT化という分野に大きな成長可能性が認められるという共通認識のもと、放送と通信の本格的融合に向けて取り組む」としており、今回のAmanek SIMは、その第1ステップと位置付けている。なお、今後モバイルWi-Fiルーターも準備予定としている。