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Sony Music UKがMinistry of Sound Recordingsを買収

 ソニーは、子会社のSony Music Entertainment(SME UK)が、ダンスミュージックを中心とした英国の有力独立レーベルMinistry of Sound Recordingsを買収したと発表した。

 Ministry of Sound Recordingsは、南ロンドンのダンスクラブを原点とし、1993年に設立。世界最大のダンス系音楽レコードレーベルとして累計アルバム売上7,000万枚を超えており、英国においては、これまでに40枚のアルバムと21枚のシングルが売上1 位を獲得している。今回の買収により、Ministry of Sound Recordingsの強みであるダンスミュージックは、SMEの世界的なネットワークにより、新たに成長、強化する機会を得るとしている。

 SME UKとMinistry of Sound Recordingsは、近年良好な関係を深めており、Ministry of Sound Recordings所属のSigala(シガーラ)は、ソニーミュージックと国際的なライセンス契約を締結、London GrammarもColumbia USを通じて既に北米におけるライセンス契約を締結している。Ministry of Sound Recordingsのローハン・プレセンサー氏は、「ソニーミュージックは、我々の優れたキュレーションと若い才能の開発における気風を理解してくれる世界有数の企業。ソニーは、業界における規模と強みを有しており、私たちのアーティストと音楽をさらに大きなプラットフォームへ導いてくれる。Ministry of Sound Recordingsの個性を保ちながらも世界レベルで成長できるという、私たちにとって望ましい場所を見つけることができ、喜ばしく思う」とコメントしている。