ニュース
パイオニア、スマホから選曲や音質設定できる1DINカーオーディオ
2016年9月30日 12:30
パイオニアは、カロッツェリアブランドの1DINメインユニット4機種を10月より発売する。スマートフォンとのUSB接続に対応し、スマホに保存した楽曲を再生可能。CD再生対応やUSB専用などのモデルを用意し、CD/Bluetooth/USB/ラジオチューナ搭載の「DEH-5300」は15,000円。
DEH-5300以外のラインナップは、CD/USB/ラジオチューナ搭載の「DEH-4300」がオープンプライス(店頭予想価格10,000円前後)。Bluetooth/USB/ラジオチューナ「MVH-5300」が14,000円。USB/ラジオチューナ「MVH-3300」が8,000円。
最大出力50W×4chのアンプを備えるカーオーディオユニット。いずれもiPhoneやAndroidスマートフォンをカーオーディオのディスプレイやコントロールパネルとして使える｢マルチディスプレイモード｣を備え、スマホ連携機能を強化。iOS/Android用の無料アプリ「ARC(Advance remote control) APP」を用意し、スマートフォンから楽曲情報のテキスト表示や、選曲、ソース選択、ボリューム調整などの操作が行なえる。新たにイコライザカーブ調整などのオーディオ機能設定も搭載した。
AndroidスマートフォンとMTP(Media Transfer Protocol)モードでのUSB接続に対応。iPhone接続時は、楽曲ファイル再生のほか、音楽アプリの再生も行なえる。新たに「Android Open Accessory Protocol Ver.2.0(AOA2.0)」にも対応し、スマホアプリの音声再生も可能。
Bluetooth搭載モデルの「DEH-5300」と「MVH-5300」は、スマートフォンの楽曲/音楽アプリをワイヤレス再生できるほか、ハンズフリー通話も可能。さらに、iOS 9.3.2以上のiPhoneでは「Siriアイズフリー」機能に対応し、音声による操作が行なえる。
USBやiPhoneなどに保存されている楽曲を、エフェクトを使って連続再生する「MIXTRAX EZ」機能を搭載。多くの楽曲をテンポ良く流す“ノンストップ再生”ができる。また、CD搭載モデルのDEH-5300/4300は2ゾーンマルチカラーLEDイルミやボリュームが淡く光る「プリズムノブ」を備え、車内を光で演出可能。音に連動してイルミネーションが変化する「フラッシングカラー」機能が利用できる。
全機種共通の再生対応フォーマットは、MP3/AAC/WMA/WAV。独自の「アドバンスド・サウンドレトリバー」で、圧縮音源をCDに迫る高音質で再生可能。5バンドグラフィックイコライザで音質調整もできる。ラジオチューナはワイドFM(FM補完放送)に対応する。