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パイオニア、スマホ連携を強化した1DINカーオーディオ
MTPモードでUSB接続可能な6機種。HVTスピーカーも
(2013/9/30 18:53)
パイオニアは、カロッツェリアのカーオーディオ2013年秋モデルを発表。1DINメインユニットや、片面駆動HVT方式を採用した薄型サテライトスピーカー1モデルを、10月中旬より順次発売する。価格は、CD/USB/SD/ラジオチューナ搭載の「DEH-790」が19,950円、スピーカーの「TS-STH1100」が36,750円。
製品 | 型番 | 仕様 | 価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
1DIN メインユニット | DEH-790 | CD/USB/SD チューナ | 19,950 円 | 10月下旬 |
DEH-590 | CD/USB/チューナ | 14,700 円 | ||
DEH-490 | CD/USB/チューナ | オープンプライス 店頭予想価格 9,800円前後 | ||
MVH-590 | USB/Bluetooth チューナ | 13,650 円 | ||
MVH-390 | USB/チューナ | 7,350 円 | ||
MVH-790 | USB/Bluetooth チューナ | 16,800 円 | 11月中旬 | |
スピーカー | TS-STH1100 | 2ウェイサテライト | 36,750 円 | 10月中旬 |
「DEH-790」などメインユニット6機種
いずれも、スマートフォンとの連携機能を充実させたことが特徴。AndroidスマートフォンとMTP(Media Transfer Protocol)モードでのUSB接続に対応。iPhone接続時は、楽曲ファイル再生のほか、音楽アプリの再生も行なえる。
Bluetooth搭載モデルの「MVH-590」と「MVH-790」は、スマートフォンの楽曲/音楽アプリをワイヤレスで受信できるほか、ハンズフリー通話も可能。さらに、iPhone 5/4S(iOS 6.1以上)では「Siriアイズフリー」機能に対応し、音声による操作が行なえる。Bluetoothの対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP。
USBやSD、iPhone/iPodに保存されている楽曲を、エフェクトを使って連続再生する「MIXTRAX EZ」機能を搭載。「ショートプレイバック」機能で曲の再生時間を調節でき、多くの楽曲をテンポ良く再生できるという。また、DEH-790/590とMVH-790は、音に連動してイルミネーションが変化する「フラッシングカラー」機能も備える。DEH-790は、日本語3行表示と「ミュージックブラウザ」機能を備え、楽曲の検索性を向上させている。
全機種共通の再生対応フォーマットは、MP3/WMA/WAV。DEH-790はAAC再生にも対応する。アンプの最大出力は50W×4ch。
片面HVT駆動スピーカー「TS-STH1100」
2ウェイユニット搭載のサテライトスピーカー。ウーファには、新開発の8.5×8cm片面駆動HTVスピーカーユニットを採用。2層構造のIMXファイバーを使用し、2ギャップ2ボイスコイル構造を持つ磁気回路の横方向の振幅を縦方向の振幅に変換する片面駆動方式により、全帯域にわたりクリアな音楽再生を実現。車のインテリアにフィットする薄型デザインに仕上げている。
ツイータは3.3cm径のバランスドドームダイアフラムを搭載する。外周部には独自のホーン形状のウェーブガイドを設け、高音の指向特性を制御。座席位置に左右されないクリアな音楽再生が行なえるという。低密度発泡層の遮音クッションも同梱。スピーカー背面に生じる逆相音を遮断して周波数特性の乱れを改善。中低域のクリアな再生を可能にする。
再生周波数帯域は70Hz~40kHz、最大入力は75W、出力音圧レベルは78dB、インピーダンスは4Ω。外形寸法は261×105×36mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.79kg。