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'18年開始予定のBS/CS 4K実用放送に10社が認定申請

 総務省は19日、2018年に開始予定の4K/8K実用放送に向けた認定申請の受付結果を発表した。BS・東経110度CSによる4K実用化放送は10者から、東経110度CSによる4K試験放送については1者から申請があった。また、あわせてNHKからはBS(右旋)による4K実用放送およびBS(左旋)による8K実用放送の認定申請が行なわれた。

 新たに生じる空き周波数となる、BS放送周波数の右旋には、ビーエス朝日、BSジャパン、BS-TBS、BS日本、ビーエスフジとWOWOWの6者が申請。WOWOW以外の5者は当該周波数のみを希望し、WOWOWは第1希望としている。いずれもスロット数は40で、4Kとなる。

【BS放送(右旋)】
申請者番組名
BS朝日BS朝日
BSジャパンBSジャパン
BS-TBSBS-TBS
BS日本BS日テレ
BSフジBSフジ
WOWOWWOWOW

 BS放送周波数の8、12、14チャンネルについては、ショップチャンネルを運営するSCサテライト放送と、QVCサテライト、東北新社、WOWOWが申請。QVCと東北新社は当該周波数のみ申請、SCサテライトは第1希望、WOWOWは第2希望としている。

【BS放送の第8、第12、第14チャンネル】
申請者番組名
SCサテライト放送ショップチャンネル
QVCサテライトテレビショッピングチャンネル(仮)
東北新社映画エンタテインメントチャンネル
WOWOWWOWOW

 東経110度CSのND9、ND11、ND19、ND21または23については、スカパーエンターテイメントが8チャンネルを当該周波数のみ希望で申請。また、SCサテライト放送が第2希望を出している。

【東経110度CS放送】
申請者番組名
SCサテライト放送ショップチャンネル
スカパー・
エンターテイメント
スカチャン4K 1(仮)
スカチャン4K 2(仮)
スカチャン4K 3(仮)
スカチャン4K 4(仮)
スカチャン4K 5(仮)
スカチャン4K 6(仮)
スカチャン4K 7(仮)
スカチャン4K 8(仮)

 東経110度CSデジタル放送のND23については、一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)が、試験放送に関わる基幹放送業務の認定申請を行なっている。

 今後、受け付けた申請について審査を行ない、電波監理審議会への諮問を経て、BS・東経110度CSによる4K/9K実用放送の業務等の認定を行なう。