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ULTRASONE、頭内定位解消「S-Logic EX」搭載の次世代モデル「Edition 8 EX」
2016年10月21日 11:00
タイムロードは、独ULTRASONEの密閉型ポータブルヘッドフォンのフラッグシップモデル「Edition 8 EX」を11月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26万円前後。
2009年に発売した「Edition 8 Ruthenium」から、ポータブルフラッグシップとして展開してきたEdition 8シリーズの新モデルであると共に、次世代Editionシリーズのスタンダードモデルと位置付けられている。
最大の特徴は、2013年に世界で555台限定販売された「Edition 5」(49万3,500円)で採用された、「S-Logic EX」を搭載している事。頭内定位を解消する特許技術「S-Logic」を進化させたもので、バッファボードの形状を工夫し、ユニットを耳に対してオフセット配置するなどして、空間再現性や臨場感を高めている。
低域電磁波低減技術のULEも採用。ドライバは40mm径で、チタンプレイテッド・マイラーを振動板に採用。再生周波数帯域は5Hz~46kHz。出力音圧レベルは96dB。インピーダンスは38Ω。
ハウジングには立体的な造形を採用。クロームメッキを施し、その上に摩擦などに強いPVDコーティングを施している。ハウジング上部にはセラミックのロゴプレートを配置している。
ケーブルは着脱可能。ULTRASONEはこれまで、MMCX端子を採用していたが、このモデルではLEMOコネクタを採用。信頼性が高く、安定した信号伝送ができるとする。ケーブルは両出し仕様。付属ケーブルはアンバランス接続のステレオミニ入力だが、別途ケーブルを用意する事でバランス駆動も可能とする。
イヤーパッドはマグネットで固定されており、手軽に取り外し可能。メンテナンス性を高めている。パッドにはエチオピアン・シープスキンレザーを採用。「快適な装着感と、高い柔軟性と耐久性を併せ持つ理想的な革素材」だという。ヘッドパッドにも同じ素材を使っている。
重量は330g。アルミニウム製のハードケースも同梱しており、「どんなシチュエーションでも製品の安全を確保する」という。