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M2TECH、ESS製DAC/ADCとフォノイコライザ装備の「Evo PhonoDAC Two」

 トップウイングは、イタリアM2TECH製のADC/フォノイコライザ搭載USB DAC「Evo PhonoDAC Two」を11月25日に発売する。価格は18万円。

Evo PhonoDAC Two

 USBと同軸デジタル/アナログ(RCA)の入力と、USB/アナログライン出力(RCA)を備え、DAC/ADCとして利用可能な製品。ライン入力はフォノ入力やFMチューナ、オープンリールテープなどの入力に最適化され、ギターやマイクなど楽器のHi-Z接続を前提に設計されているのも特徴。

 ESS製のDACチップ「Sabre ES9018K2M」を備え、USB DACとしての利用時はDSD 11.2MHzまでの再生に対応。ADCは「ESS9102S」で、AD変換は384kHz/32bitで処理する。MPX/ハイパス/ローパスなどのフィルタも備え、レコード、FM、カセットテープ再生時のランブル/ヒスノイズも聴感上最小限に抑えられるという。また、Evo Clock Twoなど別売の外部クロックとの接続も可能。

 フォノのダイレクト入力は0~62dB間で1dBステップのゲイン調整、10~50kΩの無段階可変インピーダンス調整なども可能。小出力のMCカートリッジもダイレクト接続できる。LP用フォノイコライザカーブ、SP用カーブ、オープンテープ用カーブを計26種類搭載。いずれもEvo PhonoDAC Two上でデジタル演算で処理されるため、リモコン動作だけで変更され、リアルタイムで動作。EQカーブ変更にPCへの接続は不要となっている。

 電源は付属のACアダプタを使用。別売の外部電源「EVO SUPPLY TWO」との接続にも対応する。本体の外形寸法は105×104×46mm(幅×奥行き×高さ)、重量は250g。

背面