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final、銀コートOFCケーブルの最上位BAイヤフォン。2.5mm 4極バランスも

 S’NEXTは、finalのバランスドアーマチュア(BA)イヤフォン「FI-BA-SS」のケーブルをシルバーコートOFCケーブルに変更し、音をリチューニングした「FI-BA-SST」を12月21日より発売する。価格はオープンプライス。入力端子が異なる2モデルを用意し、店頭予想価格はステレオミニの「FI-BA-SST35」が12万9,600円(税込)、2.5mm 4極バランスの「FI-BA-SST25」が13万2,840円(同)。

FI-BA-SSTシリーズ

「FI-BA-SS」('10年発売)は、シングルBAユニットを採用したステンレス筐体のカナル型(耳栓型)イヤフォン。final初のBAイヤフォンでフラッグシップモデルとして展開している。BAM(Balancing Air Movement)機構で筐体内部の空気の流れを最適化し、低音や奥行きある空間再生を実現している。

BAM機構で低音や奥行きある空間再生を実現

 「FI-BA-SST」はこのイヤフォンのケーブルを、潤工社と共同開発したシルバーコートの高純度OFCケーブル(長さ1.2m)に変更。さらに、ケーブルに合わせて音のリチューニングも施し、従来モデルよりも「高域の柔らかさと音場感を追求」している。入力プラグは「FI-BA-SST35」が3.5mmステレオミニ、「FI-BA-SST25」が2.5mm 4極バランス。

潤工社と共同開発したシルバーコートの高純度OFCケーブルを採用
ステレオミニ入力の「FI-BA-SST35」
2.5mm 4極バランス入力の「FI-BA-SST25」

 感度は112dB。インピーダンスは16Ω。重量は26g。イヤーピースはクリアカラーのEタイプ 5サイズ(SS/S/M/L/LL)と、ブラックのCタイプ 3サイズ(S/M/L/)が付属する。革製キャリーケースも同梱する。