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カシオ、新アウトドアスマートウォッチ「PRO TREK Smart」。Android Wear 2.0/GPS搭載

 カシオは、「CES 2017」の開幕前プレスカンファレンスにおいて、“スマートアウトドアウォッチ”の第2弾モデル「WSD-F20」を4月21日に発売する。日本での価格は51,000円。「PRO TREK Smart」として展開し、OSはAndroid Wear 2.0を搭載。カラーはオレンジとブラックの2色。

WSD-F20(オレンジ)

 新モデルのF20は、Android 2.0を採用するほか、新たに省電力のGPSとカラー地図表示機能を備えているのが特徴。スマートフォンと連携していないオフラインの状態でも地図表示ができる。50m防水に対応。なお、従来モデルのWSD-F10も、'17年春にAndroid Wear 2.0対応へアップデートされる予定。

 ディスプレイは1.32型で、時計用のモノクロ液晶と、アプリ用のカラー液晶(320×300ドット)の2つの層を持つデュアルレイヤータイプ。

「PRO TREK Smart」として展開

 低消費電力のGPSを搭載し、スマートフォンなどを使わず単体で測位が可能。また、専用アプリと音声認識により、自分の位置を地図上に記録し、歩いた経路などを後から確認できる。なお、音声認識にはスマートフォンの通信機能を利用する。連携できるスマートフォンは、Android 4.3以降と、iOS 9以降(iPhone 5以降)。このほかにも、地図やハイキング、サイクリング、釣りなどに利用できる様々なアプリを用意する。気圧や、コンパス、高度計、日の入り/日没などの表示も可能。

 内蔵バッテリで、通常利用の場合は約1日以上、時計のみの場合は1カ月以上利用可能としている。通信機能はBluetooth 4.1と、IEEE 802.11b/g/nの無線LANを搭載。ケース部の外形寸法は約61.7×56.4×15.7mm(縦×横×厚さ)、バンド部を含む重量は約92g。

WSD-F20(ブラック)