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Optoma、6,000ルーメンのWUXGA DLPプロジェクタ

 オーエスは、輝度6,000ルーメンのOptoma製WUXGA DLPプロジェクタ「WU515T」を2月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は39万円前後。広い会議室などでの利用を想定し、映像/音声をEthernet経由で最大50m伝送できる「HDBaseT」に対応する。

WU515T

 0.45型/1,920×1,200ドット(WUXGA)のDMDパネルを搭載したDLPプロジェクタで、輝度は6,000ルーメン、コントラスト比は10,000:1。色域はBT.709の75%で、業務用プロジェクタとして広範囲をカバーするとしている。中間色の輝度を向上するBrilliantColor技術を含む7項目のカラー調整機能も備え、環境やコンテンツに合わせて画質調整が行なえる。

 DLP Link方式とRF方式の2種類の3D映像にも対応する。3Dグラスは別売。RF方式ではエミッタも別売する。

 Ethernetを備え、非圧縮の映像/音声を劣化無く、最長50mまで伝送できるHDBaseTの受信に対応する。AMX、Crestron、IP Link、Extron、PJLinkなどの外部LAN制御が行なえる。

 レンズは1.8倍のマニュアルズームで、投写画面サイズは50型~300型(投写距離1.3〜7.8m)。レンズシフト機能で上方20%、左右10%の角度まで調整できる。台形補正機能(垂直/垂直)を備え、自動調整に対応。さらに画像の四隅についてそれぞれ歪み調整を行なうジオメトリ補正機能も搭載し、正面投写できない場合もきれいな四角形で投写可能としている。

前面

 HDMI入力端子は2系統で、1系統はMHLにも対応。その他の入力端子はDisplayPort、コンポジット、Sビデオが各1系統と、アナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)が2系統。アナログ音声は3.5mmミニとRCA、マイク入力が各1系統。出力端子はミニD-Sub 15ピンと、アナログ音声(3.5mmミニ)、3D SYNC。20Wスピーカーや、USB端子(電源用)も備える。

 消費電力は最大425W(ブライトモード)、待機電力は0.5W以下。使用ランプは365Wで、ブライトモードで3,000時間、エコノミーで最大4,000時間の利用が可能。騒音値は28dB(エコモード)。外形寸法は424×356×160mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.9kg。ACアダプタやリモコンなどが付属する。

背面