「ツイン・ピークス」25年後の世界を描いた新作。WOWOWが今夏独占放送

　デヴィッド・リンチが手掛けた名作海外ドラマ「ツイン・ピークス」が、25年ぶりの新作となって、WOWOWプライムで今夏より独占放送される。

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　1990～91年のテレビシリーズ最終回で、ローラがクーパー捜査官に「25年後に会いましょう」と告げた通り、25年後の世界を描いた作品。前作に続いてデヴィッド・リンチが監督する新作は、2017年5月に米SHOWTIMEが放送予定で、カイル・マクラクラン、アマンダ・セイフライド、アシュレイ・ジャッドなどキャスト217人が発表されたが、内容は謎のままとなっている。

　米ABCネットワークで25年前に放送された「ツイン・ピークス」は、「エレファント・マン」や「ブルーベルベット」で知られる奇才デヴィッド・リンチが、プロデューサーとして初めて手掛けたテレビドラマとして話題になり、人気は社会現象と化した。日本では、WOWOW開局時の目玉として1991年から初放送。“ピーカー”と呼ばれる熱心なファンが出現し、海外ドラマブームの火付け役ともいわれた。

　カナダの国境に近い田舎町ツイン・ピークスで、ハイスクールでも評判の美少女ローラ・パーマーが何者かに殺される。FBI捜査官デイル・クーパー(カイル・マクラクラン)は地元保安官ハリーと捜査に取り組むが、小さな町の裏では愛と欲望、憎しみと裏切りにみちた人間関係があった。次々に常識を超えた怪現象が発生する中、クーパー捜査官らが挑んでゆく。