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Davone、音色にこだわったツイータ搭載の2ウェイスピーカー「Studio 2way」
2017年5月8日 08:30
フューレンコーディネートは、デンマークのスピーカーメーカー・Davone(ダヴォン)の新製品として「Studio 2way」を5月15日に発売する。価格はペアで36万円。オプションで専用スタンドもペア12万円で用意する。
2ウェイ、リアバスレフのスピーカーで、18cm径のウーファと、ツイータとして29mm径のリングラジエータを搭載。リングラジエータは「Ray」と「Tulip」にも採用しているもので、振動板を駆動するシステムを専用チェンバーに格納。「魅力的な音色のツイータ。極めて低歪みの再生ができる」という。振動板は最適化されたドーム型の形状で、センタープラグを省略することで、音の拡散性を高めている。
高いパワーハンドリングと低い共振周波数により、大音量時にも低いクロスオーバー周波数が可能で、ツイータが突出しないという。再生周波数特性は45Hz～30kHz、クロスオーバー周波数は2.3kHz。インピーダンスは4Ω(最少3.7Ω/200Hz時)。能率は87dB/2,83V/m。
ウーファの振動板は特殊合成繊維を使ったコーン。「優れた剛性とダンピング特性を兼ね備え、豊かでありながら十分にコントロールされた中～低域再生を行なう」という。
筐体は6層ビーチウッドのプレス成型で、ウォルナット突板仕上げ。スピーカーターミナルはシングルワイヤで、Yラグとバナナプラグに対応。グリル部にはジャージー布を使っており、取り外しはできない。
外形寸法は240×300×356mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1本9.1kg。
スタンドは、6mmと8mmのソリッドスチールからレーザーカットしたパーツを一体型に溶接で仕上げている。緩いカーブを施したI型で、重厚であり、音質向上に寄与。「特に低域のイメージングは、床からの距離がとれ、かつ安定するため、より優れたものになる」という。高さは約64cm、ベースプレートは28×31cm。市販のM6スパイクが使用できる。
