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キクチ、米Screen Innovations製品を取扱開始。明るい場所でも鮮明なスクリーン

 キクチ科学研究所は12日、米Screen Innovations(スクリーンイノベーションズ)の正規輸入代理店として、同社製スクリーンを取り扱うと発表。超短焦点プロジェクタ用のパネル型スクリーン「5シリーズ ZERO EDGE SHORT THROW」を発売開始する。価格は、100型/16:9の「5TZ-100ST」が100万円など。

キクチ科学研究所がScreen Innovations製スクリーンを販売開始

    ラインナップと価格
  • 100型/16:9 「5TZ-100ST」 100万円
  • 110型/16:9 「5TZ-110ST」 110万円
  • 120型/16:9 「5TZ-120ST」 130万円

 Screen Innovationsは、'03年創業の米テキサス州オースティンのスクリーンメーカーで、耐外光性能(ALR:Ambient Light Rejection)を付加した製品をラインナップ。窓の明かりや室内照明の影響を受ける明るい場所でも、鮮明なコントラストが得られるという「ブラックスクリーン」を、北米を中心に海外市場に展開している。国内ではキクチ科学研究所が取り扱い、順次ALRスクリーンのラインナップを追加予定。

 「5シリーズ ZERO EDGE SHORT THROW」は、超短焦点プロジェクタ向けのパネルタイプスクリーン。明るい場所で従来製品よりコントラストの高い映像再現が可能で、左右180度の視聴範囲も実現し、「横から見ても映像が破綻しない、テレビのように楽しめる」とする。

左右180度の視聴範囲を実現

 幕面に微細なレンズ加工を施し、光の反射に指向性を持たせ、上からの外光の影響を低減。ブラック塗装で照明光を吸収し、プロジェクタの投写光のみを正面に反射する。ピークゲインは0.7、半値角は70度。

 外形寸法/重量は、100型「5TZ-100ST」が2,234×45×1,265mm(幅×奥行き×高さ)/25kg。110型「5TZ -110ST」が2,455×45×1,390mm(同)/29kg。120型「5TZ-120ST」が2,676×45×1,514mm(同)/33kg。