DIGITAL COWBOY、iPod用Dock搭載のHDDプレーヤー

　ハンファ・ジャパン株式会社が展開する「DIGITAL COWBOY」は、HDDプレーヤーキット「MOVIE COWBOY」シリーズの新モデルとして、iPod用Dockコネクタを搭載したHDDメディアプレーヤー「DC-MC35ULI」を5月初旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後の見込み。

　HDDに取り込んだ動画やオーディオ、静止画データを、テレビやAVアンプなどに出力できるメディアプレーヤー。HDDは別売で、3.5インチのシリアルATA対応HDDが搭載可能。

　新モデルの特徴として、iPod用のDockを天面に搭載。接続したiPod内の楽曲/動画再生に対応する。また付属のリモコンでiPodのフル操作ができるという。iPodへの充電も可能。対応iPodはDockコネクタを備えたiPodシリーズで、iPhone 3GやiPod touchは非対応。

　プレーヤー本体にUSB端子を搭載。クライアント用に1系統、ホスト用に2系統装備する。PCと接続することで、データのやり取りも可能。対応OSはWindows XP/Vista。

　またEthernet端子を装備し、ネットワーク機能が利用できるのも特徴。PCを使用せずにYouTubeの動画やPicasaの写真などのインターネットコンテンツの検索や視聴ができる「LIVE機能」を搭載。コンテンツ検索は画面上のソフトウェアキーボードによるアルファベット入力(日本語非対応)を利用するか、PCからの事前キーワード登録によって行なえる。

　LAN接続した機器同士でのデータ共有にも対応。さらに、Webブラウザ上でのストリーミング再生やファイル転送などに対応する「WEBブラウザアクセス機能」も搭載。「DDNS機能」も備えており、外部のネットワークから自宅の「DC-MC3535ULI」にアクセスすることも可能。

　コンポジット、アナログ音声入力端子を各1系統備え、アナログソースの録画/録音に対応。録画形式はMPEG-2で、録画モードはHQ、SP、LP、EP、SLPの5種類から選択できる。

リア

　出力端子はHDMI(1080i/720pまで)、コンポーネント、コンポジット、光デジタル音声、同軸デジタル音声、アナログ音声を各1系統装備する。

　再生フォーマットは、映像がMPEG-1/2、DivX、XviD、MKV(H.264非対応)。専用のトランスコードソフト「FTS」を利用することで、PC内のWMV、MOV、RMVB、MKV(H.264/720p)のファイルもMPEG-2に変換し再生することができる。またXviD HD、DivX HD、MPEG-2 TSファイルなどのハイビジョン映像ファイルの再生も可能。音声はMP3、WMA、AAC、OGG、WAV、AC3、DTSなどに対応。JPEG、BMP、GIF、PNGなどの静止画もサポートする。

　外形寸法は225×59×200mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約850g。ACアダプタなどが付属する。