バード電子、“たこつぼ”で作ったスピーカー


3月発売

直販価格:9,980円(ペア)


 株式会社バード電子は、“たこつぼ”で作ったスピーカー「EZ-TAKO20S」を発売した。同社直販ショップ「B-SHOP」で販売し、価格は9,980円。

 今は使われていないという飯蛸(いいだこ)をとるための陶器製のたこつぼを利用したスピーカー。2本のたこつぼのそれぞれに50mm径のフルレンジユニットを備えており、スピーカーとして利用できる。1個でも利用できるが、付属のステレオボックスで接続することで、ステレオ再生が可能となる。

 iPodなどのオーディオプレーヤーで利用可能なほか、別売のデジタルアンプも接続できる。周波数帯域は50Hz~4kHz、出力音圧レベルは83dB W/m。

 たこつぼの高さは約13cm、重量は450g。本物のたこつぼを利用しているため、漁師の名前や屋号が記されたものもあるという。また同社では「本製品はオーディオ製品ではなく、音響を追及した製品ではない」としている。

本物のたこつぼを利用50mm径ユニットを採用ステレオボックスが付属

(2009年 3月 3日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]