COWON、自作MP3プレーヤーキットなど新シリーズ「Motz」

-ぬいぐるみに内蔵。ドングリ/フォトフレーム型も


Motzシリーズ

7月2日発売

直販価格:6,800~8,800円


 株式会社コウォンジャパン(COWON)は、MP3プレーヤー「COWON Motzシリーズ」3製品を7月2日より発売する。

 MP3プレーヤーのユニットのみの“自作キット”「INO-500」は、直販価格6,800円で発売。また、薔薇目の天然木を利用したドングリ型の「ACORM-500」と、天然木素材にアクリル板を組み合わせたフォトフレーム型の「PHOTO-500」を用意。直販価格はドングリ型が7,800円、フォトフレーム型が8,800円。対応OSはいずれもWindows 2000/XP/Vista。


■ MP3プレーヤー自作キット「INO-500」

INO-500

 MP3プレーヤー本体とバッテリ、コントローラ、スピーカーをセットにした「MP3プレーヤー自作キット」。ぬいぐるみやフィギュアなどにINO-500を組み込むことで、好みの形のプレーヤーを自作できる。初心者でも組み立てできる、というケースも付属する。

 ディスプレイは備えておらず、5方向スイッチと音声ナビゲーションを組みあわせて、再生/停止やボリュームなどの基本操作や、スキップやバック、フォルダ移動、EQ変更などの各種操作が可能となっている。

 内蔵メモリは2GBで、MP3、MWA、OGGの再生に対応。スピーカー出力は1.5W。ヘッドフォンジャック兼用のUSB端子を装備し、充電はUSBで行なう。バッテリはリチウムポリマでイヤフォン利用時で8時間、スピーカー利用時で3時間の再生が可能。外形寸法は27×25×8.5mm(幅×奥行き×高さ)。

専用ケースが付属INO-500のMP3プレーヤー自作例

 


■ ドングリ型「ACORM-500」

 ドングリ型の「ACORM-500」は、天然木素材を採用したMP3プレーヤーで、ドングリ風のボディに2GBのフラッシュメモリを内蔵。パソコンとUSB接続(端子はヘッドフォン出力兼用のミニジャック)を介して、MP3/WMA/OGG形式の楽曲を転送、再生できる。

ACORM-500

 5方向スイッチと音声ナビゲーションを組みあわせてた操作が可能。ヘッドフォン出力のほか、出力モノラルスピーカーも内蔵する。電源はリチウムポリマバッテリーで、USBで充電。連続再生時間はイヤフォン利用時が8時間、スピーカー利用時が3時間。外形寸歩は30×30×40mm(幅×奥行き×高さ)、重量は17g。携帯電話用のリングやストラップ、USBケーブルが付属する。


■ フォトフレーム型「PHOTO-500」

PHOTO-500

 天然木素材のボディをベースに、アクリルパネルと磁石による“フォトフレーム”を追加したMP3プレーヤー。縦5cm×横5cmの前面パネル部にお気に入りの写真を置き、アクリルパネルで挟み込むことでフォトフレームとして利用できる。

 プレーヤーとしての基本仕様はドングリ型と共通で、内蔵メモリは2GB、MP3/WMA/OGGの再生に対応。5方向スイッチや1.5Wスピーカーなどを装備する。電源はリチウムポリマバッテリーで、USBで充電。連続再生時間はイヤフォン利用時が8時間、スピーカー利用時が3時間。外形寸法は50×50×12mm(幅×奥行き×高さ)。


アクリルの間に写真を挟み込むスピーカーも内蔵

(2009年 6月 22日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]