ケンウッド、車載用2ウェイスピーカー3シリーズ8製品
-チューンアップツイータや4chパワーアンプも
ケンウッドは、車載用2ウェイスピーカー3シリーズ8モデル、チューンアップツイータ、パワーアンプの新モデルを3月上旬より順次発売する。商品のラインナップと価格は下表の通り。
製品 | 型名 | 標準価格 | 発売時期 |
セパレートカスタムフィットスピーカー「XSシリーズ」 | |||
17cmカスタムフィットスピーカー | KFC-XS170 | 37,800円 | 3月上旬 |
16cmカスタムフィットスピーカー | KFC-XS160 | 36,750円 | |
セパレートカスタムフィットスピーカー「SSシリーズ」 | |||
17cmカスタムフィットスピーカー | KFC-SS170 | 27,300円 | 3月上旬 |
16cmカスタムフィットスピーカー | KFC- | 26,250円 | |
コアキシャルカスタムフィットスピーカー「RSシリーズ」 | |||
17cmカスタムフィットスピーカー | KFC-RS170 | 11,340円 | 3月上旬 |
16cmカスタムフィットスピーカー | KFC-RS160 | 10,500円 | |
12cmカスタムフィットスピーカー | KFC-RS120 | 9,975円 | |
10cmカスタムフィットスピーカー | KFC-RS100 | 8,820円 | |
チューンアップツイータ | |||
25mmチューンアップツイータ | KFC-ST100 | 10,500円 | 3月上旬 |
パワーアンプ | |||
4chステレオパワーアンプ | KAC-8405 | 42,000円 | 5月中旬 |
■ 2ウェイ2スピーカー
車載用2ウェイ2スピーカーとして、セパレートタイプの「XSシリーズ」、「SSシリーズ」、同軸タイプの「RSシリーズ」の3シリーズを用意。サイズ別に合計8モデルをラインナップする。
XSシリーズは17.5cm径ウーファの「KFC-XS170」と、16.5cm径の「KFC-XS160」の2モデル用意。ツイータは25mm径のソフトドーム型で、ダッシュボード上でも目立たない小型設計を採用する。取付用ブランケットを同梱し、純正ツイータ位置への取り付けも可能。
ウーファの振動板には高剛性グラスファイバーコーンを採用。しっかりとした低音や高域の繊細な音を再現するという。磁気回路にはネオジウムマグネットを搭載。またアルミショートリングや、AFC+トルネードダンパー、スクエアボイスコイルなど高音質素材、技術も採用する。
KFC-XS170の定格入力は45W、再生周波数帯域は25Hz~96kHz、インピーダンスは4Ω、能率は92dB。KFC-XS160の定格入力は40W、再生周波数帯域は25Hz~96kHz、インピーダンスは4Ω、能率は92dB。
SSシリーズは、17.5cm径ウーファの「KFC-SS170」と16.5cm径の「KFC-SS160」の2モデル用意。ツイータは25mm径のチタニウムドーム型を採用する。XSシリーズから、磁気回路のネオジウムマグネット、アルミショートリングの搭載を省いたモデルで、それ以外の仕様はほぼ共通。
KFC-SS170の定格入力は45W、再生周波数帯域は25Hz~96kHz、インピーダンスは4Ω、能率は92dB。KFC-SS160の定格入力は40W、再生周波数帯域は25Hz~96kHz、インピーダンスは4Ω、能率は92dB。
RSシリーズは同軸タイプの2ウェイ2スピーカー。17cm径ウーファの「KFC-RS170」と16cm径の「KFC-RS160」、12cm径の「KFC-RS120」、10cm径の「KFC-RS100」の4モデル用意する。
ツイータはいずれも25mm径のPEIバランスドドーム型。中心のツイータリングを回転させ、ディフューザーで音の方向を変えることができる「リボルビング・ツイータ構造」を採用。高域の指向性を大きく改善できるとしている。ウーファの振動板には、パールマイカとダイアモンドアレイのハイブリッドコーンを採用し、広帯域において明快で伸びやかな音を再現するという。
KFC-RS170の定格入力は35W、再生周波数帯域は25Hz~30kHz、インピーダンスは4Ω、能率は92dB。KFC-RS160の定格入力は30W、再生周波数帯域は30Hz~30kHz、インピーダンスは4Ω、能率は92dB。KFC-RS120の定格入力は23W、再生周波数帯域は40Hz~30kHz、インピーダンスは4Ω、能率は91dB。KFC-RS100の定格入力は20W、再生周波数帯域は50Hz~30kHz、インピーダンスは4Ω、能率は91dB。
KFC-SS170 | KFC-RS170 |
■ チューンアップツイータ
「KFC-ST100」は小型設計を採用した、25mm径のチューンアップツイータ。3種類の取付方法を用意。アングルマウント、サーフェースマウントのほか、同梱の専用ブランケットを使用して純正位置への取り付けもできる。
ツイータは上下左右に角度調整機構を搭載し、中高域の最適なリスニングエリアを確保できるとしている。定格入力は45W、再生周波数帯域は5kHz~96kHz、インピーダンスは4Ω、能率は92dB。
■ パワーアンプ
KAC-8405 |
「KAC-8405」は最大出力720W(180W×4ch)、定格出力60W×4ch(4Ω)の4chステレオパワーアンプ。「シグナルセンシング・ターンオン機能」を搭載し、スピーカー・レベル入力端子から入力される信号を自動検出して、アンプ本体の電源をONにすることが可能。パワーコントロール出力を持たない純正ヘッドユニットと組み合わせて使用することができるとしている。
ブリッジ接続も可能で、サブウーファとの接続にも対応する。外形寸法は280×238×59mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.8kg。
(2010年 2月 18日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]