SPE、業界初の「DVD・VHSソフト引取りキャンペーン」開始

-イオンに持参するとBD 1,480円、DVD 680円の特価で販売



キャンペーン期間:6月10日~7月下旬予定

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)のホームエンタテインメント部門とイオンは、業界初となる「DVD・VHSソフト引取りキャンペーン」を6月10日~7月下旬(予定)まで実施する。イオンの直営店323店舗に、家庭にあるDVD/VHSソフトを持参すると、Blu-rayソフトを1本1,480円、DVDを1本680円の特別価格で購入できるというもの。

 引き取るソフトはSPEのタイトルに限らず、全メーカーが対象。ただし、市販のVHS/DVDに限られる。1本持参すると、指定のBD/DVDのいずれか1本をその場で特別価格で販売する。指定のBD/DVDはSPEのタイトルで、タイトル数は店舗によって異なり、最大展開店舗でBD 100タイトル、DVD 70タイトルとなる。

 BDでは、SPEが展開している2,500円ラインナップの大半が含まれており、「ターミネーター4」や「天使と悪魔」などの人気タイトルもラインナップされている。

 今回のキャンペーンについてSPEは、「BDソフトを再生するデバイスを持っていても、実際にBDソフトを体験したことがないお客様が、まだ多くいらっしゃいます。一方、大手スーパーチェーンのイオンには、以前よりお客様から『子どもが大きくなって、観なくなったキッズビデオが溜まってしまって困っている』など、古くなったDVDやVHSソフトの処分をどうかしたいという相談が数多くありました。そこで、BDソフトの市場拡大を目指すSPEJと、顧客の所有するソフトの再利用をサービスとして提供したいというイオンの戦略が一致し、業界初の本キャンペーンが実現しました」と説明している。

 なお、持ち込まれたDVD・VHSソフトは、プラスチックの原料としてリサイクルされる。


(2010年 6月 8日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]