ソニー、「おでかけ転送」対応のカードリーダ

-PC用ビューワを提供。CLASS 10対応のSDカードも


MRW-F3

 ソニーは、パソコンやBDレコーダ、PlayStation 3などにUSB接続するSDカード/メモリースティックリーダ「MRW-F3」を11月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,400円前後。

 また、AVCHDのフルHD動画のデータ復旧にも対応するSD/SDHCメモリーカード6モデルを11月10日より発売する。スピードクラスCLASS 10は8/16/32GBを、スピードクラスCLASS 4では2/4/8GBを用意する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,100円~23,000円。


型番容量CLASS店頭予想価格
SF-32NX32GBCLASS 1023,000円前後
SF-16NX16GB12,000円前後
SF-8NX8GB6,000円前後
SF-8B48GBCLASS 44,000円前後
SF-4B44GB1,700円前後
SF-2B42GB1,100円前後


■ MRW-F3

MRW-F3

 メモリーカードリーダの「MRW-F3」は、USB 2.0接続に対応。SD/メモリースティックスロットの無いパソコンやテレビ、PS3、BDレコーダなどのカードリーダ/ライターとして利用できる。

 ソニーのBDレコーダで録画した番組を、メモリースティックに書き出す「おでかけ転送」にも対応。また、おでかけ転送した番組をパソコンで視聴可能にするソフトウェア「おでかけビューア2」も11月10日より同社ホームページで11月10日より提供開始する。同ソフトをパソコンにインストールすることで、録画した番組をパソコンで楽しめるようになる。外形寸法は57×31.7×11.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約18g。


■ CLASS 10対応のSDカードも発売

 CLASS 10対応の3モデルでは、最高22MB/秒の高速データ転送に対応。フルHD動画の撮影や、連写撮影、大容量データの高速転送に適しているという。また、データ復旧用ソフトウェア「メモリーカードファイルレスキュー Ver.3.0」もダウンロードで提供。Ver.3.0では、新たに静止画だけでなく、AVCHD動画のデータ復旧にも対応したという。

 また、写真と音楽を選ぶだけで、ビデオクリップを自動作成するソフトウェア「x-Pict Story for Memory Card」をダウンロードで提供。メモ書きラベルを備えているほか、CPRMにも対応する。


SF-32NXSF-8B4

(2010年 10月 19日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]