コヴィア、写真共有サービスにも対応した3波チューナ
-無線LANとHDMI搭載の「CVR-501K」。HDD録画も対応
CVR-501K |
コヴィアとUIEジャパンは、UIEジャパンが展開するソーシャルフォトフレームサービス「koukouTV」にも対応した、無線LAN内蔵の地上/BS/110度CSデジタルハイビジョンチューナ「CVR-501K」を共同で開発。12月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後。
地上/BS/110度CSデジタルの3波チューナを搭載した、単体のデジタルチューナ。出力端子としてHDMI、D4、コンポジット、光デジタル音声、アナログ音声を各1系統装備し、アナログテレビなどに接続できる。
さらに、USB 2.0で外付けHDDを繋ぎ、HDDへの録画も可能。USBハブを介して複数のHDDを接続でき、最大7台までのHDDを登録できる。録画予約にはEPGを使用。毎週、毎日、曜日など「繰り返し録画」や、スポーツ番組などの「自動延長録画」、録画しながら再生する「追っかけ再生」機能も用意する。
Ethernet端子を備え、無線LAN(IEEE 802.11b/g)機能も内蔵。「koukouTV」サービスを使い、テレビをデジタルフォトフレームとして使う事もできる。「koukouTV」とは、Flickr、Picasa、PhotoShare、フォト蔵、Facebook、TwitPic、Plixiなどのオンライン写真共有サービスに登録された画像を、スライドショーで表示できるアプリで、iPad用アプリが公開されている。UIEジャパンではハードウェアメーカーなどに向け、テレビやデジタルフォトフレームなどに同機能の導入を提案しており、「CVR-501K」はその対応機種となる。
これにより、複数の写真共有サービスに登録された静止画を「CVR-501K」で受信し、テレビに出力できる。例えば、離れて暮らす祖父母に、孫の写真をPCからアップロードし、テレビのチャンネルを切り替える感覚でテレビで写真を楽しんでもらうといった使い方が可能になるという。
消費電力は14W、待機時消費電力は0.2W。外形寸法は242.8×174×58.4mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.2kg。リモコンや各種ケーブルが付属する。
(2010年 11月 9日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]