エイサー、Blu-ray 3D対応/エミッタ内蔵の23.6型液晶

-3Dメガネ同梱、実売6万円。3D Visionには非対応


HS244HQbmii

 日本エイサーは、23.6型フルHD液晶ディスプレイ「HS244HQbmii」を2月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。

 23.6型/1,920×1,080ドットのTNパネルを搭載する液晶ディスプレイ。特徴は、対応機器との接続でBlu-ray 3D再生が可能になること。3D対応のHDMI 1.4a入力を2系統備えている。IRエミッタを本体フレームに内蔵し、アクティブシャッター方式の3Dメガネ「E1BIR-P」も同梱。3Dメガネは追加購入も可能(3月上旬発売/実売1万円前後)となっている。

 なお、DVI入力は備えておらず、NVIDIAの3D Visionには非対応。また、フレームシーケンシャル以外の、サイドバイサイド/トップアンドボトムの3Dはサポートしない。

 表面は非光沢仕上げ。バックライトは白色LED。輝度は300cd/m2、コントラスト比は1,000:1(拡張時は最大1,200万:1)、応答速度は2ms(G to G)、視野角は上下160度/左右170度。

 入力端子はHDMI×2と、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1。本体のセンサータッチメニュー内の切替ボタンに触れるだけで、起動している接続機器の画面に切り替わる。ステレオミニの音声入力や、2W×2chのスピーカーも備える。

 消費電力は34.8Wで、LEDバックライト採用により従来比で53%削減している。電源は本体に内蔵する。上15度、下5度のチルト機能も装備する。100mmピッチのVESAマウントにも対応。スタンドを含む外形寸法と重量は575×172×422mm(幅×奥行き×高さ)、5.2kg。HDMIケーブル(1.8m)などが付属する。

 3Dメガネの「E1BIR-P」は、約1mの範囲内でディスプレイのエミッタと同期可能。CR2032のボタン電池2個で動作し、連続使用時間は約70時間。外形寸法は180×166×50mm(幅×奥行き×高さ)、重量は80g。S/M/Lサイズのノーズピースなどが付属する。



(2011年 2月 10日)

[AV Watch編集部 中林暁]