「時計じかけのオレンジ 40周年記念版」がBD発売

時計じかけのオレンジ 製作40周年記念エディション

　ワーナー エンターテイメント ジャパン(ワーナー・ホーム・ビデオ)は、Blu-rayの新ラインナップとして、8月24日に「時計じかけのオレンジ 製作40周年記念エディション」と、初BD化タイトルを含む7作品を集めた「スタンリー・キューブリック リミテッド・エディション・コレクション」を発売する。価格は「時計じかけのオレンジ」が3,980円、「キューブリック コレクション」が14,800円。いずれも初回限定生産。

　また、音楽ソフトとして、AC/DCのフランス・パリでのライヴを収めた'80年の作品「AC/DC: LET THERE BE ROCK -ロック魂-」を7月20日に発売する。価格はBD版が4,980円、DVD版が3,980円。

■時計じかけのオレンジ 製作40周年記念エディション

　本編と特典ディスクの2枚組で、製作40周年を記念した特別版となる。

　ディスクが、新しいピクチャーレーベル仕様となるほか、豪華な外箱や帯も付属。さらに、貴重な写真やプロダクション・ノートなどを収めた40ページのブックレットも付属する。

　さらに、新たに製作されたボーナス特典も初収録。作品で描かれる超暴力と、その文化的影響をたどる約25分のドキュメンタリー「現代社会の歪みと"時計じかけのオレンジの世界観”」を収録。さらに、マルコム・マクダウェルがスタンリー・キューブリックとの仕事を振り返る約10分の短編ドキュメンタリー「"あの頃は～"当時をふり返って」も収録。また、BD-LIVEにも対応する。

■スタンリー・キューブリック リミテッド・エディション・コレクション

　「『時計じかけのオレンジ』製作40周年記念エディション(2枚組)」に加え、「2001年宇宙の旅」 、「シャイニング」、「フルメタル・ジャケット」、「アイズ・ワイド・シャット」、「バリーリンドン」、「ロリータ」の、ワーナーにおけるキューブリック全7作品を収めたBDとなる。

　この内、「バリーリンドン」、「ロリータ」の2作品は初BD化となり、現時点で単品での発売予定は無いという。

　収録される「時計じかけのオレンジ 製作40周年記念版」は、単品の記念版と同じで、ブックレットや初収録の特典映像なども収録する。それ以外に、今回特別に制作されたという36ページのブックレットも同梱する。

■AC/DC: LET THERE BE ROCK -ロック魂-

　伝説のバンドAC/DCが、フランス・パリで開催したライヴを収録した作品。当時のメンバーはヴォーカルがボン・スコット、リードギターがアンガス・ヤング、リズムギターがマルコム・ヤング。

　ライブ・ワイアー、ショットダウン、地獄は楽しい所だぜ、悪徳の街、地獄のハイウェイ、ロック魂などの名曲を収録。

AC/DCの映像作品で、ボン・スコットのライヴ映像が観れるのはこの作品だけだという (C)2011 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.	AC/DC: LET THERE BE ROCK -ロック魂-

　特典として、「AC/DC 好きが大集合!」、「AC/DC:偉大なるマンネリズム」、「アンガス・ヤング:学生服を着た悪魔」、「ボン・スコット:バッド・ボン・ブギ! 毎日がロックンロール」、「AC/DC:ロックンロール1000%」、ソング解説などを収録する。