ソフトバンク、「Yahoo! Phone」を9月下旬以降発売
-プレミアム会員が2年無料。“キティ”スマホも
ソフトバンクモバイルとヤフーは、Yahoo! JAPANのサービス利用に最適化したYahoo!オリジナルのスマートフォン「Yahoo! Phone」(SoftBank 009SH Y)を開発し、数量限定で9月下旬以降に発売する。
また、ハローキティのデザインをあしらったAndroidスマートフォン「Softbank 007SH KT」やラウンドフォルムの「Vision 007HW」も9月上旬以降順次発売する。
■ Yahoo! Phone
Yahoo! Phone |
シャープ製の「AQUOS PHONE THE PREMIUM SoftBank 009SH」をベースに、Yahoo! JAPANが開発したAndroid向けホームアプリ「Yahoo! ホーム」を組み込んだほか、Yahoo!オークションなどの各アプリをプリインストール。さらに、月額346円のYahoo!プレミアム会員費が2年間無料になるなど、Yahoo! JAPANのサービス利用のための工夫を盛り込んだスマートフォン。カラーはアドバンスドホワイト。
Yahoo!のアプリはカレンダー、株価チェック、地図、ヘッドライン、ヤフオク、電気予報、天気予報、トピックス、検索など13種類をプリインストール。Yahoo!関連以外の主な仕様は009SHと共通で、Androidのバージョンは2.3。
3D対応の4型/960×540ドットNewモバイルASV液晶を搭載。ワンセグやおサイフケータイ、赤外線、緊急地震速報などに対応する。カメラは800万画素CMOSでAF利用も可能。microSD/SDHCスロットを装備。無線LANはIEEE 802.11b/g/n対応で、BluetoothはVer.3.0。連続通話時間は約450分(W-CDMA)/約420分(GSM)。外形寸法は123×61.5×12mm(縦×横×厚み)、重量は約129g。
ヤフーでは、2011年6月には前年同月比でスマートフォン版Yahoo! JAPANのページビューが約6倍に向上したことなどから、スマートフォン対応を強化。今後もPCや携帯(フィーチャーフォン)対応に先行し、AndroidやiOSなどのスマートフォン、タブレット向けのOSへの最適化、アプリ開発に注力する。
■ SoftBank 007SH KT
SoftBank 007SH KT |
「ハローキティ」のデザインをあしらった折りたたみテンキースマートフォン。シャープ製「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」をベースとし、外装だけでなく、メニュー画面や壁紙、デコレメール素材、電卓、アラームなどにハローキティの素材をプリインストールし、「外観から中身までハローキティの世界観を楽しめる」とする。カラーは、アンティークベリー。
その他の主な仕様は007SHと共通で、Androidバージョンは2.3。ヒンジの折り畳み型筐体にハードウェアのテンキーを搭載し、従来のフィーチャーフォンのような操作と、タッチ操作の両方に対応する。ワンセグやFeliCa(おサイフケータイ)、赤外線通信も利用可能。
IPX5/7相当の防水性能やIP5X相当の防塵性能を有し、IEEE 802.11b/g/nの無線LANやBluetooth 3.0+EDR、GPSなどを搭載する。3.4型/854×480ドットの3D対応NewモバイルASV液晶を搭載。カメラは1,610万画素のCCDでブログモード設定も装備。1,280×720ドットのHD動画撮影にも対応する。microSDカードに対応し、2GBのカードが付属。連続通話時間は約230分(W-CDMA/GSM)。外形寸法は113×51.8×19.3mm(縦×横×厚み)、重量は約140g。
■ Vision 007HW
Vision 007HW |
ラウンドガラスとアルミボディのスタイリッシュなデザインが特徴のHuawei製端末。3.7型/800×480ドットのマルチタッチディスプレイとAndroid 2.3を搭載する。カラーはオービタルブラックとビビッドピンク。ワンセグや赤外線、おサイフケータイには対応しない。
1GHzのCPUを搭載し、操作性を高めているほか、GmailなどのGoogleサービスに対応。カメラは有効500万画素のCMOSでAFにも対応。30万画素のインカメラも装備し、ビデオ通話も可能。IEEE 802.11b/g/nの無線LANやBluetooth 2.1+EDRを搭載する。microSDカードに対応し、2GBのカードが付属。連続通話時間は約350分(W-CDMA)、約400分(GSM)。外形寸法は119×60×11mm(縦×横×厚み)、重量は約122g。
(2011年 8月 19日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]