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東芝、タブレットに録画&放送転送可能なBDレコーダ

−USB HDD増設、BDXL対応の「DBR-Z160」など4機種


 東芝は、Blu-rayレコーダの新モデルとして、録画番組や放送中の番組をタブレットやスマートフォン、他のREGZAなどにネットワーク転送できる「レグザリンク・シェア」対応の「DBR-Z160」など2機種と、スタンダードなBDレコーダ2モデルの計4モデルを10月下旬より順次発売する。価格は全てオープンプライス。各モデルの特徴と店頭予想価格は下表の通り。

 

DBR-Z160 DBR-Z150

 

 

DBR-Z110 DBR-C100

 

モデル名 DBR-Z160 DBR-Z150 DBR-Z110 DBR-C100
発売時期 11月上旬 11月上旬 10月下旬 11月上旬
店頭予想価格 11万円前後 9万円前後 6万円前後 5万円前後
HDD容量 2TB 1TB 320GB 320GB
チューナ 地上/BS/110度CS×2 地上/BS/110度CS×1
USB HDD録画
2番組同時録画
(AVC可)

(AVC可)
Wマジックチャプタ
Blu-ray 3D再生
BDXL対応
レグザリンク・シェア
レグザAppsコネクト対応
編集ナビ

 



■レグザリンク・シェア対応

 上位モデルのZ160/150は「レグザリンク・シェア」に対応。レコーダの内蔵HDDに録画した番組や、レコーダで受信した番組を、リアルタイムにLAN経由で対応端末に配信できる機能で、録画番組を端末に書き出す、番組持ち出し機能も含まれている。映像配信は複数の端末に同時に送信する事はできない。

 

DBR-Z160 DBR-Z150 レグザリンク・シェアの概念図

 

 それぞれの機能を利用するためには、タブレットやスマートフォン側で、個別の機能用アプリをダウンロードする必要がある。レコーダから配信された録画番組を受信するためには、11月下旬に公開されるアプリ「RZプレーヤー」が必要。レコーダで受信したテレビ放送のリアルタイム転送を受信するためのアプリは「RZライブ」が11月下旬に公開予定。「RZプレーヤー」には、録画番組のシーン頭出し情報を全国のユーザーと共有できる「タグリストシェア」機能も含まれており、効率的な再生ができるほか、Twitterにも対応。番組やシーン単位でのツイートもできる。「RZライブ」もTwitterに対応している。

 録画した番組を対応機器に転送し、屋外などで視聴を可能にする「録画番組持ち出し」機能には、「RZポーター」というアプリを利用する。アプリの公開は2012年1月下旬が予定されている。「RZプレーヤー」と同様に、タグリストシェアやTwitterにも対応。。

 なお、「レグザリンク・シェア」を利用するためには、レコーダ側もファームウェアのアップデートが必要。録画番組の配信、放送中番組の配信、録画番組の持ち出しの3機能は、11月下旬のバージョンアップで対応予定。

 対応端末は同日発表のレグザタブレットAT700/35DとAT3S0/35D、REGZA PhoneのIS11T。ただし、端末側でもファームアップなどが必要。REGZA Tabletではプラットフォームのアップデートが必要。REGZA Phone IS11Tは、「録画番組の配信」のみの対応で、プリインストールされているDLNAプレーヤーの「DiXiM Player」を使って視聴する形になり、「RZプレーヤー」には対応していない。

 RZプレーヤーで視聴時の画質は、1,280×720ドット/12.6Mbps、1,280×720ドット/4.2Mbps、960×540ドット/12.6Mbps、960×540ドット/4.2Mbps、720×480ドット/4.7Mbps、640×360ドット/1.6Mbpsから選択可能。スマートフォンのREGZA Phone IS11Tでは、640×480(360)ドットの解像度となる。

 番組書き出しでは、タブレットやスマートフォンに書き出す際に、ダビング10ルールを使用するため、ダビング回数が1回減る。転送した番組の書き戻しはできない。

 

タブレットで配信解像度を選択 RZプレーヤーの画面。 7型のレグザタブレット
「AT3S0/35D」

 



■3モデルがUSB HDD録画に対応

 上位モデルのZ160/150と、シングルチューナのC100は、USB HDD接続に対応。HDD容量を拡張できる。HDDは最大8台まで登録可能。Z160/150では新たに、ポータブルタイプのHDD接続にも対応。USBバスパワーで動作するため、配線がスッキリするという。これに合わせ、バスパワーで動作する純正USB HDD「THD-50A2」(500GB)も発売される。

 使用できるHDDの最大容量は4TBまで。なお、USB HDDへの2番組同時録画はできず、USB HDDに録画した番組を直接BD/DVDにダビングする事もできない。ダビング時は一度内蔵HDDにダビングしてから、メディアに書き出す流れになる。

 Z160/150のBDドライブは新たにBDXLに対応。BD-R XLの3層100GBメディアには、DRモードで約8時間53分の記録が可能。BDにダビングした番組を、レコーダ内蔵HDDに書き戻すムーブバック機能にも対応している。



■録画機能

 デジタルWチューナを備えたZ160/150では、AVCモードでの2番組同時、長時間録画が可能。最大で10倍で同時録画が可能。2番組同時録画中にBDビデオの再生も可能。BDへの記録時には最大15倍のAVC録画が可能。

 2番組同時録画中に、両方の番組に自動的にチャプタを付与する「Wマジックチャプター」機能も用意。おまかせ自動録画機能も備えている。

 Z110もWチューナを備え、2番組同時録画が可能。ただし、長時間のAVC同時録画はできない。1番組録画のAVC記録では、最大8倍の録画が可能。

 Z160/150には、再構成型超解像技術をベースにした高画質化処理により、多彩なコンテンツをクッキリと表示できるという超解像技術「レゾリューションプラスXDE」を採用。再生機能としては、Blu-ray 3Dにも対応する。Z100とC100は非対応。

 Z160/150/110は、通常のリモコンに加え、録る、見るの基本操作に特化したシンプルリモコンも付属する。4機種全てに「スタートメニュー」を装備。リモコンの「スタートメニュー」ボタンで専用メニューが起動し、録る、見る、残る、消すの各操作画面に素早くアクセスできる。

 上位2モデルの編集機能「編集ナビ」は、チャプタ編集、プレイリスト編集、タイトル結合、フレーム単位での編集など、様々な編集機能が利用可能。ディスク1枚に効率よくダビングできる「ぴったりダビング」機能も用意している。

 液晶テレビのREGZAで録画した番組をLAN経由で転送し、ディスクに書き出せる「レグザリンク・ダビング」や、USB接続したAVCHDカメラからの取り込み機能、Ethernetで接続したスカパー! HDチューナから映像を転送し、録画できる「スカパー! HD録画」機能も備えている。

 

編集ナビ画面 チャプター一覧 見ながら選択

 

 使い勝手の面では「瞬速起動」機能も搭載。リモコンの電源ボタンを押してから、約0.4秒で起動する。「瞬速起動」モードをONにしている時のみ利用可能で、同モード時は待機時消費電力が増加するが、設定した使用頻度の高い時間帯(6時間/日)以外は、待機時消費電力の低いモードに自動的に切り替えるため、無駄な消費電力を抑えられる。

 なお、起動するまでの時間が約1秒となるが、Z110とC100にも瞬速起動機能を備えている。

 C100は、コンパクトな筐体を採用したのが特徴で、小型の内蔵HDDを採用し、本体の表示管を削除するなど、省資源化・省電力化を追求したモデルでもある。

 

Z160とZ150の背面 Z110の背面 C100の背面

 

 

Z160/150の付属リモコン Z110のリモコン C100のリモコン

 

モデル名 DBR-Z160 DBR-Z150 DBR-Z110 DBR-C100
HDD容量 2TB 1TB 320GB 320GB
チューナ 地上/BS/110度CS×2 地上/BS/110度CS×1
入力端子 コンポジット×1
S映像×1
アナログ音声×1
コンポジット×1
アナログ音声×1
出力端子 HDMI×1
(1080/60p、24p)
コンポジット×1
S映像×1
光デジタル音声×1
アナログ音声×1
HDMI×1
(1080/60p、24p)
コンポジット×1
光デジタル音声×1
アナログ音声×1
その他の端子 USB×2
Ethernet×1
USB×1
Ethernet×1
USB×2
Ethernet×1
消費電力
(省エネ待機時)
33W
(0.04W)
32W
(0.04W)
25W
(0.2W)
未定
外形寸法 430×331×80mm 430×331×80mm 430×273×55mm 360×211×50mm
重量 4.6kg 4.5kg 3.2kg 未定

 


(2011年 10月 3日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]