スマホ人気で、Bluetoothヘッドフォン販売増に
-前年の1.5倍に市場拡大。GfK調査
Bluetooth対応キーボード、ヘッドフォンの'11年数量構成比推移 |
ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK)は、スマートフォン、タブレット端末の市場成長により、ヘッドフォンなどBluetooth対応機器市場が拡大しているとの調査結果を発表した。
家電量販店店頭におけるBluetooth対応機器の販売動向をまとめたもので、2011年のBluetoothヘッドフォン(ヘッドセット含む)、キーボードの年間販売台数は前年の1.5倍に達する見込みという。
ヘッドフォン全体に占める構成比も上昇しており、'11年初の4.6%から11月には6%まで拡大。キーボードも1月の7%から11月には13%に拡大している。この増加についてGfKでは、スマートフォン、タブレット端末の急速な市場拡大をあげており、「ヘッドフォンであればケーブルが不要に、キーボードはタッチパネルで不向きな長文入力が可能になる。平均単価が2倍以上高いものの、こうした利便性が認められ販売増につながっている」と分析する。
また、Bluetooth対応機器だけでなく、ケースや液晶保護フィルム、バッテリーなど、スマートフォン、タブレット端末アクセサリなどの市場も拡大。11月のスマートフォン、タブレット向けアクセサリ市場は前年同月の2倍となった。
(2011年 12月 20日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]