日本テレビ、「日テレオンデマンド」で自社配信を開始

-PC、スマホの双方での視聴も可能に


日テレオンデマンド

 日本テレビ放送網は、有料動画配信サービス「日テレオンデマンド」において3月5日より自社による有料配信を開始した。これまで実施してきた外部配信事業者へのライセンス事業とあわせ、サービスを拡大していく方針。

 日テレオンデマンドは、これまでGyaO!やJ:COMなど外部のVOD向けライセンス事業を中心に展開してきた。日本テレビでは、自社による作品管理や課金業務も開始し、PCやスマートフォン向けに配信する。これにより、外部サービスでの配信時にはできなかった「PCで購入したコンテンツを、PCだけでなくスマートフォンでも視聴する」といった利用も可能になるという。

 タイトル数は、スタート時は86タイトル1,380話だが、3月末までに89タイトル1,429話まで拡充。コンテンツは、「見逃し配信」で新作ドラマ配信を行なうほか、「家なき子」、「すいか」、「14才の母」などの「名作ドラマ」、「エンタの神様」などの「人気バラエティ」、「HUNTER×HUNTER」、「ちはやふる」などのアニメを用意。今後も日活や、マッドハウスなどの関連会社作品や、「巨人の星」など日本テレビで放送した作品を追加していく予定としている。



(2012年 3月 26日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]