サンワサプライ、iPhoneケース型の小型プロジェクタ

投写中のイメージ

　サンワサプライは3日、iPhone 4/4Sにカバーのように装着できる、バッテリ内蔵のモバイルプロジェクタ「400-PRJ016」を発売した。直販サイトのサンワダイレクト限定販売となっており、直販価格は23,800円。

　Dockコネクタ経由でiPhone 4/4Sと接続できる、ケース一体型のモバイルプロジェクタ。iPhone内の静止画や動画を投写できるほか、アプリのYouTube、GoodReader、Keynoteの図や動画も投写できる。ホーム画面の投写やミラーリングには非対応。無料の専用のアプリ「Show U」を使用すれば、投写した画像の拡大や回転ができ、カメラで写している映像やWebページを投写する事もできる。

ケースとプロジェクタが一体化している	投写イメージ

　プロジェクタ部分はDLPで、解像度は640×480ドット、4:3。6～60型の投写が可能で、投写距離は約20cm～2m。光源はLEDで、明るさは最大35ルーメン。片手でピントや音量調整が可能。音は、ケースにダクトが設けられており、iPhoneの内蔵スピーカーがそのまま使用できる。イヤフォン出力も利用可能。

　1,850mAのリチウムポリマーバッテリも搭載しており、約2時間の投写が可能。充電はUSB経由で行ない、約5時間で充電できる。また、iPhoneの予備バッテリとして使う事もでき、iPhoneを約80%充電する事もできる。

　ケースのサイズは、68×20×126mm(幅×奥行き×高さ)、重量は125g。