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トランセンド、動画転送可能な無線LAN搭載SDHCカード
Class 10対応の16GB/32GBモデル。実売5,980円/7,980円
(2013/1/18 15:44)
トランセンドジャパンは、Class 10対応の無線LAN内蔵SDカードを1月下旬より発売する。16GBモデル(TS16GWSDHC10)と32GBモデル(TS32GWSDHC10)の2モデルを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は16GBモデルが5,980円前後、32GBモデルが7,980円前後。
IEEE 802.11b/g/nの無線LANを内蔵したClass 10仕様のSDHCカードで、デジタル一眼カメラの連写撮影やHDビデオ撮影も可能。無線LAN機能では最大3つの機器を同時接続してストリーム再生することができ、セキュリティはWPA/WPA2とWEPに対応する。
2つの無線接続モード「即時共有モード(Direct Share mode)」、「インターネットモード(Internet Mode)」を搭載する。即時共有モードでは、カードをカメラに装着した状態で電源を入れるとこのモードが自動起動。カメラとモバイルデバイス間のP2P接続により撮影データの共有が可能となる。インターネットモードでは、カードをインターネット接続しているスマートフォンやタブレットなどと接続して、カード内の写真をSNSにアップロードしたりメール送信することができる。なお、即時共有モードに対応する無線LANセキュリティ方式はWPA2のみ。
カードへのアクセスはブラウザ経由のほか、iOS/Android/Kindle Fire用の無料アプリ「Wi-Fi SD」からも行なえる。保存したデータの閲覧やダウンロード、SNS共有などが可能なほか、「Shoot & View(シュート&ビュー)機能」も搭載。カメラをあらかじめ指定したデバイスと接続し、撮影画像を即時表示できるという。
再生対応ファイルは、動画がAVI/MP4/MOV/M2T/MTS/M2TS、静止画がJPEG/BMP/PNG。対応OSはWindows XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.5以降、Linux Kernel 2.4以降。iOS 5.0以降/Android 2.2以降のアプリも提供する。外形寸法は24×32×2.1mm(幅×高さ×厚み)、重さは2g。