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ソフトバンク、スティック端末採用のTV向け配信「SmartTV」21日開始

昨年10月の発表会で展示されたスティック型端末

 ソフトバンクモバイルは、スティック型端末をテレビのHDMI入力に接続する事で、TSUTAYA TVやUULA、GyaO!などのサービスを、テレビで楽しめるようにするサービス「SoftBank SmartTV」を2月21日より開始する。利用料金は月額490円で、スティック端末代金はかからないが、申し込みから2年以内に解約すると契約解除料4,750円がかかる。また、TSUTAYA TVやUULAなどで有料サービスを利用した場合は、別途利用料がかかる。

 操作にアプリを使用するため、iPhone、iPadやソフトバンクのスマートフォンを使っているユーザーを提供対象としている。ソフトバンク携帯電話取扱店、専用サイト(2月21日午前9時以降公開予定)から申し込みが可能。

 利用できるサービスは、TSUTAYA TV、UULA、GyaO!で、3月中旬以降、BBTV NEXTにも対応。最大1080iまでの映像をサポートしている。

 HDMI端子を備えたスティックをテレビに接続。スマートフォンやタブレットに、リモコンアプリ(無料)をインストールし、そこから無線LAN経由で端末の操作を行なう。視聴したいコンテンツをアプリで選ぶと、無線LAN経由でスティックに映像が配信され、ストリーミング再生される。

サービスの概要図
ロゴマーク

 TSUTAYA TVでは新作映画など約40,000本の中からレンタル視聴(100円~/本)ができ、月額980円のコースに加入すると、4,500本の中から毎月20本まで選んでレンタル視聴ができる。また、SmartTVのサービス開始を記念し、5月31日までに申し込みをしたユーザーに対し、TSUTAYA TVで利用したコンテンツ料金から、毎月最大490円を1年間値引きするキャンペーンも実施する。

 「UULA」(ウーラ)は、ミュージックビデオやライブ映像、カラオケなどの音楽や、映画、ドラマ、アニメ、そしてオリジナルコンテンツなどを提供するサービス。利用料は月額490円で見放題。

 「GyaO!」は新作映画の予告編や音楽クリップ、お笑い、バラエティ番組、アニメ、スポーツ映像など約2,000本を無料で配信しているサービス。ただし、SmartTVでサービス開始時に視聴できるのは500本程度となる。

 3月中旬以降にスタートする「BBTV NEXT」は、TVバンクが提供するもので、映画、海外ドラマ、スポーツ、エンタメなどの専門チャンネルを用意。合計18チャンネルの「ベーシックチャンネルパックミニ(月額980円)」や、合計50チャンネルの「ベーシックチャンネルパック(月額2,625円)」のパッケージで提供する。

(山崎健太郎)