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シャープ、長時間録画/MHL対応の24型AQUOS「LC-24K9」

スマートフォン接続で自動電源ON。実売45,000円

ブラック

 シャープは、液晶テレビAQUOSの24型「LC-24K9」を3月より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。カラーはブラック(B)とホワイト(W)で、ブラックは3月、ホワイトは4月より発売する。

 パーソナル用途を想定したモデルで、24型/1,366×768ドットのパネルを搭載。別売USB HDDへの録画も可能で、バッファローの長時間録画機能「レコロング」対応HDD(HDX-LSU2/VシリーズとHDX-PNU2/Vシリーズ)を利用すると、地上デジタル3倍/BSデジタル4倍の長時間ハイビジョン録画を行なえることが特徴。なお、チューナは地上/BS/110度CSデジタルが各1系統のため、裏番組録画には対応しない。テレビコントラストは1万:1、視野角は176度。

 2010年から開始された新BSチャンネルを選局しやすい「新BSかんたん選局」にも対応(サポートページからアップデータをダウンロード)。BS視聴時にリモコンの「BS」ボタンを押すと新BSポジションが画面に表示され、対応するリモコンのキーを押すことで選局できる。

 放送と外部入力などの2画面表示や、CM時の急激なボリューム変化を推せる「CMオートボリューム」、ジャンル/キーワードから番組を探せる「見つかる! 検索」などの機能を搭載。今日/明日のおすすめ番組を自動で通知したり、番組開始直前に知らせる機能も備える。

ホワイト

 HDMIは3系統備え、1080/24pにも対応。入力2のHDMI端子はMHLをサポートし、対応スマートフォンと接続して動画/静止画などの表示や、スマートフォンの充電が行なえる。さらに、スマートフォンをつなぐと自動でAQUOSの電源がONになるほか、テレビ番組視聴中でも自動でスマートフォン画面に切り替わる機能も備える。

 CEC機能のAQUOSファミリンクIIに対応し、レコーダなどとの連動が可能。対応携帯電話と接続して、動画や写真を表示することもできる。

 ベル音を内蔵し、目覚ましとして使える「おはようタイマー」を備えるほか、画面全体を時計代わりに使える「時計」ボタンもリモコンに装備。別売USBメモリに写真データを入れることで、AQUOSをフォトスタンドとしても利用できる。

 入力はD5端子やコンポジット映像/アナログ音声、アナログRGB(D-Sub 15ピン)を装備。スピーカーは2.7×8cmのユニットを2基内蔵。デジタルアンプを搭載し、出力は3W×2ch。ステレオミニのヘッドフォン出力も備える。Ethernetを備えるが、DLNA再生(ホームネットワーク)機能には非対応。

 消費電力は約55Wで、年間消費電力量は37kWh/年。リモコンからワンボタンで省エネする「セーブモード」も搭載する。スタンドを含む外形寸法は56.1×17.8×39.1cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.4kg。

(中林暁)