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Jabra、NFC/Bluetooth搭載ヘッドフォン「REVO」など

カナル型イヤフォンも。専用アプリをドルビーと共同開発

Jabra REVO Cordedの装着イメージ

 GNネットコムジャパンは、JabraブランドのBluetoothヘッドフォン「Jabra REVO Wireless」とステレオミニ接続のヘッドフォン「Jabra REVO Corded」、カナル型(耳栓型)イヤフォン「Jabra VOX」を3月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はREVO Wirelessが29,900円前後、REVO Cordedが19,900円前後、VOXが10,000円前後。

 同社はJabraブランドを展開するデンマーク・GN Netcomの日本法人で、Jabraのヘッドセットなどを既に日本で販売。新モデルの発表に合わせて「2013年に音楽業界へ本格参入する」としており、新モデルのREVOとVOXはその第1弾と位置付けている。

 REVO/VOXユーザー向けに、iOS/Android用の無償アプリ「Jabraサウンド」も用意。ドルビーと共同開発し、ドルビーデジタルプラス技術を搭載。スマートフォンなどにインストールすることで、スマートフォン/タブレットへの音楽ダウンロードが行なえるほか、音質調整機能や、プレイリスト作成、ソーシャルメディア連携機能なども利用できる。

ヘッドフォン「REVO Wireless」、「REVO Corded」

 いずれも密閉ダイナミック型。カラーは「REVO Wireless」がブラックで、「REVO Corded」はブラックとホワイト。

ブラック
ホワイト

 「REVO Wireless」はBluetooth 3.0に対応し、スマートフォンなどの音楽をワイヤレスで聴くことができる。プロファイルはAVRCPにも対応し、ハウジング部のボタンで音楽プレーヤー側の操作も可能。マイクを内蔵し、ハンズフリー通話も行なえる(HSP対応)。

 さらに、NFC(近距離無線通信)もサポートし、対応スマートフォンをハウジング部にかざすだけで簡単にBluetoothのペアリングが行なえる。ステレオミニの有線接続も可能。

 「REVO Corded」はステレオミニ接続のみだが、左右両方のハウジングに端子を備えることが特徴。空いている方のジャックに他のヘッドフォンを接続して、再生中の音楽を2人で同時に聴くこともできる。

 ヘッドバンドには、軽量スポーツサングラスにも使われている素材「Grilamid TR90」を採用。1万回の屈曲テストや3,500回の折り曲げテスト、2mの落下テスト、気温テスト(-15度と60度で24時間)を行なっている。ケーブル耐荷重は15kg。防滴性も備えている。ハウジングのデザインは、回転しているターンテーブルをモチーフにしたという。

 再生周波数帯域は、20Hz~20kHz、音圧レベルは120dB、インピーダンスは32Ωで共通。

カナル型イヤフォン「VOX」

イヤフォンの「VOX」

 ラテン語のVox(声)を製品名としたイヤフォン。音の明瞭さや耐久性の高さなどが特徴で、ケーブルにはNASAの宇宙服の一部にも使用されている素材を用いており、絡みにくいのも特徴。ケーブルにはマイクも備える。

 再生周波数帯域は20Hz~20kHz、音圧レベルは120dB、インピーダンスは16Ω。ケーブルはY型。遮音性を高め、快適にフィットするというイヤーピースの「Color Core EarGels」も同梱する。

(中林暁)