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'13年第2四半期の世界薄型TV出荷は前年同期比3%減。3位ソニーのシェアは8.6%

 ディスプレイサーチは3日(米国時間)、2013年第2四半期の薄型テレビ市場調査結果を発表した。出荷台数は前年同期比3%減の5,043万台で、シェアトップは第1四半期から引き続きSamsungだが、日本メーカーのシェアも向上している。

 全体では出荷減となったが、液晶テレビは前年同期比4%増の4,587万台で薄型テレビ全体の91%を占める。プラズマは前年同期比19%減の256万台でシェアは5.1%、有機ELは2,000台、CRTは199万台。液晶テレビは中国での販売が大幅に伸びたものの、中国を除くと全世界で3.5%の減少となる。

 有機ELや4Kは、市場全体としては比較的小さく、4Kテレビの出荷台数は12万9,000台で多くは中国で販売された。LGの有機ELテレビは第1四半期の101台から、第2四半期は208台となった。

 金額ベースのメーカー別シェアでは、Samsungがシェア26.5%で引続きトップだが、売上は19%減少。2位はLGの16.3%、3位はソニーの8%で第1四半期の5.2%より大幅に拡大。4のパナソニックもシェア0.7%増の5.3%。

(臼田勤哉)