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グラモ、家電リモコン「iRemocon」でiPhoneから音声操作も可能に
(2013/9/27 12:26)
グラモは、スマートフォンやタブレットで外出先から自宅の家電を操作できる学習リモコン端末「iRemocon(IRM-01L)」を操作するiOS用アプリの最新版「iRemocon2」を10月1日に公開すると発表した。アップデートすることで、新たにiPhone/iPadから音声認識でテレビやエアコン、照明などを操作できるようになる。対応OSはiOS 5以降。利用には、iRemocon本体(直販26,880円)が必要。
「iRemocon」は、据え置き型の学習リモコン。テレビやレコーダなど、家の中にある様々な家電の赤外線リモコン信号を学習させ、スマートフォン/タブレットのアプリから操作できる。本体にEthernet端子を備え、無線LAN経由でスマートフォンから操作できる(別途無線LANルーターなどが必要)ほか、インターネットを介して外出先からでも家電の操作が可能。
アプリの名称も「iRemocon」で、iOS版とAndroid版が公開されており、既にAndroid版は音声認識操作が行なえるが、iOS版も10月1日から公開される「iRemocon2」によって対応する。音声認識エンジンにはアドバンスト・メディアのAmiVoiceを採用している。
新アプリでは音声のみでの家電操作が行なえ、複数の家電を自動制御するマクロ機能にも対応。例えば、「いってきます」という音声と連動して照明やエアコン、テレビなどの電源を一斉にOFFにするといったこともできる。節電に活用できるほか、あらかじめ設定しておけば、体を動かせない人や、目の不自由な人でも便利に使えるとしている。
iPhone/iPadに向けてユーザーが発声した音声を認識して「iRemocon」本体へ指示を行ない、本体に登録された赤外線リモコン信号を発信して、対応機器を操作。アプリのボタンでの操作や、外出先からインターネット経由での操作、タイマー操作、家電自動制御なども従来と同様に行なえる。