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東芝、4KテレビにHDMI 4K出力できるPC 3機種
3チューナ搭載の液晶一体型「REGZA PC」など
(2013/10/16 18:33)
東芝は、液晶一体型のREGZA PCやノートPCのdynabookなど、6機種25モデルを10月25日より順次発売する。新機種のうち、21.5型タッチ液晶一体型の「REGZA PC D814」と、15.5型ノートの「dynabook T654」、「dynabook T554」の3機種19モデルは、HDMI端子からの4K映像出力に対応する。OSは、18日から発売されるWindows 8.1を全モデルに搭載する。
REGZA PC D814とdynabook T654/T554は、4K対応テレビにHigh-Speed対応HDMIケーブルで接続することにより、デジカメ写真や地図サイトなどを4K(3,840×2,160ドット)で映像出力可能。なお、4K動画再生時のフレームレートは30fpsとなる。より安定した4K出力を実現するために専用ICを搭載している。同社は、「今後普及が見込まれる4K対応テレビや4Kコンテンツにいち早く対応するために、HDMI 4K出力に対応したモデルのラインナップを強化した」としている。
REGZA PC D814
液晶一体型でテレビチューナ搭載の「REGZA PC」は、21.5型フルHD/タッチ対応の液晶を備えた「D814/T9K」など3モデルを用意。このうち、D814/T9KのみHDMIからの4K出力に対応する。D814/T9Kの店頭予想価格は23万円前後。カラーはプレシャスブラックとリュクスホワイトの2色。
D814/T9Kは、地上/BS/110度CSデジタルチューナを3系統搭載。2番組同時録画に対応し、最大約20倍の長時間録画にも対応する。チューナのうち1系統は、Windowsを起動せずに視聴できる「今スグTV」用で、リモコンの「TV電源」ボタンを押して約1秒で視聴できるという。
11月中旬には、Windowsストアにおいてアプリ「RZスイートexpress」を公開。液晶テレビのREGZAやBDレコーダのREGZAブルーレイなどに録画した番組や、放送中の番組をLAN経由でPC画面から視聴できるアプリで、タッチ操作しやすいインターフェースを採用。また、新たに他社製レコーダにも対応するなど、機能を強化している。
CPUはIntel Core i7-4700MQ(2.4GHz)、メモリは8GB。HDDは3TB。BDXL対応ドライブや、オンキヨー製のステレオスピーカーも内蔵。映画や音楽などで立体感のあるサウンドを楽しめるという「DTS Studio Sound」も搭載する。Webカメラは92万画素。ビデオ編集ソフトの「Corel PaintShop Pro X5 for TOSHIBA」や、画像編集の「Corel VideoStudio X6 VE for TOSHIBA」などが利用できる。
dynabook T654/T554
タッチ対応の15.6型/1,366×768ドット液晶を搭載する「dynabook T654」2モデルと、タッチ非対応で15.6型/1,366×768ドット液晶の「dynabook T554」3モデルをラインナップする。
これらのうち最上位となるdynabook T654/68Kは、CPUが第4世代Intel Core-i7 4700MQ(2.4GHz)で、メモリは8GB、HDD容量は1TB。BDXL対応ドライブや、オンキヨー製ステレオスピーカーを内蔵。「DTS Studio Sound」も搭載する。なお、テレビチューナは搭載せず、別売で「ワイヤレスTVチューナー(PAWTV002)」を用意する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19万円前後。カラーはプレシャスブラック、リュクスホワイト、モデナレッドの3色。
207万画素のWebカメラも装備。ビデオ編集ソフトの「Corel VideoStudio X6 VE for TOSHIBA」や、画像編集の「Corel PaintShop Pro X5 for TOSHIBA」などのソフトが利用できる。バッテリ駆動時間は約5.5時間。
タッチ非対応液晶のdynabook T554/67Kは、Intel Core i7-4700MQと8GBメモリ、1TB HDDを搭載。BDXL対応ドライブも備える。207万画素のWebカメラも搭載。付属ソフトが異なり、VideoStudioなどは同梱しない。店頭予想価格は17万5,000円前後。カラーはプレシャスブラック、リュクスホワイト、モデナレッド、ライトゴールドの4色を用意する。