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Kiwi Ears史上最も深い低音を鳴らすイヤフォン「HBB x Punch」。オーディオ評論家と開発

HBB x Punch

ナイコムは、Kiwi Earsブランド史上最も深い低音を再生できるというイヤフォン「HBB x Punch(パンチ)」を19日に発売する。オーディオ評論家のHBB氏(Hawaii Bad Boy)と提携して開発している。価格は82,500円。

「HBB氏のオーディオ専門知識における世界的な名声と彼の特徴的なチューニングスタイルが、深く響く低音性能に貢献しており、インパクトのある洗練された低音域を切望する愛好家のために綿密にチューニングされている」という。

HBB x Punch

ユニットはダイナミック型×1、バランスド・アーマチュア(BA)×2、EST×2で構成。

低音愛好家のために設計されており、10mm径コンポジット・ダイナミックドライバーを搭載し、15dBのサブバス強調でパワフルなローエンド・インパクトを実現。このカスタムダイナミックドライバーは、印象的な15dBのサブバスブーストを実現し、「強固で明確な低音インパクトを提供する」という。

このパワフルなサブベースレスポンスを特徴としながら、「ナチュラルで均整のとれた精緻なトーンバランスも兼ね備えている」とのこと。サブベースとミッドレンジの間の正確なカットオフにより、ミッドレンジはニュートラルでクリアに保持している。

高音域はモニターのようなレスポンスを提供するために、注意深く輪郭が付けられており、人間の聴覚の自然なカーブを反映することで、本格的なリスニングにも使えるとのこと。

高音域は、片側2基のSonion製EST(エレクトロスタティック)ドライバーを採用。高音域のレスポンスを40kHzまで伸展させ、繊細なディテールを捉えながら自然で均整のとれたサウンドを実現。精緻なチューニングをESTドライバーに施し、イヤフォン全体では自然でバランスの取れた音質を維持。繊細な高周波のディテールを正確に再現するという。

ミッドレンジは、最新のKnowles製BAが担当。特徴的な低音域と伸びる高音域を十分にサポートするために、暖かく明瞭にチューニングしたという。

新設計のオープンベントポートにより、エアフローが強化され、ボーカルや楽器の深みとディテールを際立たせ、より充実した響きで全体的なサウンドを豊かにしている。

3ウェイパッシブクロスオーバーネットワークを採用、各ドライバータイプはそれぞれのサウンド・チューブを経由して音を出す。

2ピンコネクターケーブルを採用、ユーザーの好みに合わせてケーブルを交換できる。入力端子はステレオミニ、イヤフォン側は0.78mm 2ピン。

再生周波数特性は5Hz~44kHz、感度は98dB SPL/mW(1KHz)。インピーダンスは12Ω。ケーブル長さ約1.25m。入力端子はステレオミニ、イヤフォン側は0.78mm 2ピン。