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東芝、他社レコーダの番組視聴など連携を強化したPC春モデル。HDMI 4K出力対応
(2014/2/12 17:07)
東芝は、液晶一体型「REGZA PC」やノートPC「dynabook」の8機種24モデルを2月21日より順次発売する。価格はオープンプライス。
全機種共通の特徴として、超解像技術の「レゾリューションプラス」を搭載。また、同社テレビ「REGZA」やBlu-rayレコーダ「REGZAブルーレイ」などの録画番組/放送中番組をPCで視聴できるソフト「RZスイートexpress」は、他社製レコーダへの対応を強化。放送転送の「RZライブ」において、パナソニック製レコーダのライブ視聴に対応する。対応レコーダの詳細は、製品情報サイト内で案内する。
新機種のうち、液晶一体型REGZA PCの「D834」と、「D714」、「D713」はテレビチューナを搭載。また、「D834」と、15.6型ノートの「dynabook T654」、「dynabook T554」は、HDMI端子からの4K映像出力が可能。動画作成ソフト「CyberLink MediaShow for TOSHIBA」により、4K解像度の写真スライドショーも行なえる。全機種に無線LANのIEEE 802.11ac対応モジュールを搭載したことも特徴。OSはいずれもWindows 8.1を搭載する。
REGZA PCのテレビチューナ搭載モデル
液晶一体型のREGZA PCは、23型の「D834/T9L」と、21.5型「D714/D7L」が地上/BS/110度CSデジタルのダブルチューナと3TB HDDを搭載し、2番組同時録画が可能。店頭予想価格は、D834が24万円前後、D714が21万円前後。21.5型で2TB HDD内蔵の「D713/T3」は地デジのシングルチューナ搭載で、店頭予想価格は15万円前後。カラーはリュクスホワイトとプレシャスブラックの2色。
D834には、電源OFFの状態から約1秒でテレビが視聴できる「今スグTV」を搭載。また、D834の内蔵スピーカーはharman/kardon製で、D714/713はオンキヨー製。いずれも、DTS Studio Soundを搭載し、音の広がりや奥行きを豊かにするという。PCがOFFの状態でも、PCのスピーカーを使ってスマホやオーディオプレーヤーなどの音が聴ける「東芝スリープアンドミュージック」機能も搭載する。
ディスプレイはいずれもフルHD。D834はタッチ対応の23型液晶で、画面に触れずにドラッグ&ドロップやズームイン/アウトなどの操作ができる「スマートジェスチャー」にも対応。4K対応テレビなどに、HDMIからの4K(3,840×2,160ドット/30p)で映像出力することも可能。光学ドライブはD834/714がBlu-rayで、D713はDVD。
4K出力対応のdynabook T654/T554
dynabookの15.6型タッチ対応「T654」(T654/78L)とタッチ非対応の15.6型「T554」(T554/76L、T554/56L、T554/45L)は、HDMIからの4K映像出力に対応。店頭予想価格は、T654/78Lが20万円前後、T554/76Lが18万円台半ば、T554/56Lが16万円台半ば、T554/45Lが13万円台半ば。
カラーは、T654がリュクスホワイトとプレシャスブラック、モデナレッドの3色。T554はこれら3色に加え、ライトゴールドも用意する(T554/56はリュクスホワイトとプレシャスブラックのみ)。
T654/78LとT554/76LのディスプレイはフルHDで、T654/78Lは従来比1.5倍に高輝度/高精細化(T654/68KのHD液晶との比較)した。また、IPSパネルの採用で広視野角化している。T654は、207万画素のWebカメラも備える。いずれもオンキヨー製のステレオスピーカーとDTS Soundを搭載する。
光学ドライブは、T654/78LとT554/76L、T554/56LがBlu-ray、T554/45LがDVD。内蔵HDDはいずれも1TB。バッテリ駆動時間は、T654/78LとT554/76Lが約5時間、T554/56LとT554/45Lが約7時間。重量は、T654/78Lが約2.5kg、T554/76LとT554/56Lが約2.4kg、T554/45Lが約2.3kg。