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独自ユニットで低域を強化した薄さ28mmのBluetoothスピーカー「Live Stage 999」

Bluetooth接続したスマートフォンの音楽を「Live Stage 999」で聴いているところ(ホワイト)

 ディービーテクノロジーは、Bluetoothスピーカー「Live Stage 999」を発売した。価格は16,800円。販売は、Amazon.co.jpや、大阪のショップ・SMART IT、トニック楽器、三木楽器 心斎橋店楽器店で行なっている。カラーはホワイト、ブラック、ピンクの3色。

 タイに自社工場を持ち、オーディオ機器やテレビ用のスピーカーなどをOEM製造している同社が自社製品として開発したBluetoothスピーカー。2基の6cm径フルレンジユニットと1基のパッシブラジエータで構成し、奥行き約28mmの薄型ながら、独自技術のユニットで低音再生を強化したことなどが特徴。

カラーは3色
ブラック
ピンク

 フルレンジユニットはダンパーレス構造で薄さは20mm未満。同社特許技術の「S&C(Swing & Control)テクノロジー」を搭載した。磁束密度を高め、同サイズの一般的なユニットに比べ約2倍に駆動力を向上、パッシブラジエータを60Hzから駆動させることにより低音再生を強化したという。強力な駆動に耐えるサスペンション技術により歪みを抑制している。

 Bluetoothの対応プロファイルはA2DPとAVRCP。SCMS-Tの著作権保護もサポートし、スマートフォンのワンセグ音声などもワイヤレスで聴ける。ステレオミニの音声入力も備え、Bluetooth非対応機器とも接続可能。ステレオミニケーブルも同梱する。なお、Bluetooth利用時のコーデックや、アンプ出力は公開していない。

 入力された音量レベルが一定値を超えた時に、自動で歪みを低減する「オートラウドネス機能」も搭載。過大入力された場合は電源ランプの色がグリーンからオレンジに変わり、ユーザーがボリュームを下げると通常の動作に戻る。

 電源はACアダプタを使用し、消費電力は24W。バッテリは内蔵しないが、3月に別売でバッテリパックを発売する予定。外形寸法は約298×28×121mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約640g。スピーカーやタブレットなどのスタンドとして使えるキャリングケースも3月に発売予定。

片手で持てる薄型の本体
側面にステレオミニ入力も備える
天面に電源/音量やBluetoothのペアリングのボタンを装備
背面のスタンドで自立できる
3月に発売予定の専用ケースは、Live Stage 999とプレーヤーなどのスタンドとしても利用可能(写真はiPad mini利用時)。なお、写真のケースは試作品で、デザインは変更される見込み

(中林暁)