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COWON、逆光時も鮮明に記録する前方/後方同時撮影のドライブレコーダ「COWON AF2」

「COWON AF2」の前方カメラ

 コウォンジャパン(COWON)は、車の前方と後方を同時に撮影できるドライブレコーダ「COWON AF2」を3月28日に発売する。直販価格は44,800円。

 前方カメラと後方カメラの2台で構成し、新機能の「Internal 60fps Super WDR」により自然で鮮明な映像を記録できるというドライブレコーダ。露光時間が長い30fps映像と短い30fps映像を組み合わせることで、映像の明るい部分と暗い部分の両方が見やすい映像を記録。逆光時でも前方の車のナンバープレートなどを鮮明に記録できるという。前方のみの撮影時は30fps記録、前方と後方の同時撮影の場合23fps記録となる。

 前方カメラは200万画素、後方カメラは100万画素のCMOSセンサーを搭載。記録解像度は前方が1,920×1,080ドット、後方が1,280×720ドット。画角は前方が126度、後方が120度。レンズのF値は前方カメラがF2.2、後方がF2.0。映像コーデックはMPEG-4 AVC/H.264で、音声記録はPCM。記録メディアはmicroSDカードで、最大32GBに対応。

 夜間撮影時のノイズ除去機能や、霧がある日の霧除去機能「Defog Function」なども備える。3軸の加速度センサーを内蔵するほか、別売のGPS受信機との接続も可能。走行中に録画を続け、メモリ容量が一杯になると古いファイルを上書きするモードのほか、駐車時にカメラの前で動きを感知した瞬間の10秒前と20秒を記録するモード、衝撃を感知した際にその10秒前と30秒後を保存するモードも搭載。バイク専用のモードも用意する。

 前方カメラには3.5型/480×272ドットのタッチ液晶を装備。前方と後方の映像を同時に表示するPinP(子画面表示)にも対応する。電源はDC 12V/24Vで動作する。外形寸法と重量は、前方カメラが67×93×18.5mm(縦×横×厚さ)、134g。後方カメラは66.7×49.7mm(縦×横)、40g。Windows PC用のソフトで撮影動画の再生や画面キャプチャ、走行速度の表示(別売GPS受信機利用時)などが可能。

後方カメラ
前方カメラに3.5型液晶を装備

(中林暁)