ニュース

Ultimate Ears、「UE900」のBAユニット配置やパーツを改良した後継機「UE900s」

Ultimate EarsのUE900s

 ロジクールは、Ultimate Earsブランドのカナル型イヤフォン「UE900」の後継モデル「UE900s」を5月9日に発売する。価格はオープンプライス。直販サイトでの発売は未定だが、発売する場合の直販価格は37,000円前後の予定。

 昨年3月に発売された「UE900」(発売日の実売は税抜約37,000円)を進化させたという後継モデル。バランスド・アーマチュア(BA)ユニットを左右4基づつ搭載するのは従来と同じだが、ドライバの配置とバスチューブを改善し、「より力強い低音域とバランスの取れたサウンドを実現した」という。 また、イヤーピースやキャリングケースなどの同梱アクセサリも改良されている。

 ユニット構成はウーファ×2とミッドレンジ×1、ツイータ×1で、低、中、高周波数を独立して駆動する。3ウェイのクロスオーバーも搭載している。入力感度は101dB SPL/mW、周波数特性は20Hz~20kHz。インピーダンスは30Ωで従来モデルと同じ。

 青を基調とした筐体を採用。遮音性は26dB。ケーブルの着脱も可能で、長さは132cm。通常のオーディオ用と、マイク/マルチファンクションボタン付きの2種類の編組ケーブルが付属。重量は18g(マイクケーブル装着時)/16g(オーディオケーブル装着時)。

 6組のソフトイヤーチップ(XXXS/XXS/XS/S/M/L)と、3組の形状記憶型フォームチップ(S/M/L)が付属し、好みに合わせて選択できる。キャリングケースやポーチなどを同梱する。

UE900s
付属のキャリングケース
マイクとリモコン付きのケーブルも付属する

(山崎健太郎)