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子ども向けスマホ動画配信アプリ「LINE KIDS動画」、2カ月で100万ダウンロード突破

LINE KIDS動画

 LINEは9日、iPhone/Android用子ども向け動画配信アプリ「LINE KIDS動画」が、2014年4月7日のサービス開始から約2カ月となる6月3日時点で、100万ダウンロードを突破したと発表した。「LINE KIDS動画」は、4月7日からiPhone用アプリを、5月1日からAndroid用アプリを提供している。

 「LINE KIDS動画」は、コミュニケーションアプリ「LINE」で展開する子ども向け動画配信アプリ。1~6歳の未就学児とその保護者を対象に、親子で楽しめる30タイトル1,500本以上の動画コンテンツを配信する。主な配信タイトルは、「ドラえもん」や「ポケットモンスター」、「プリキュア」など。6月1日からはスマートフォン向け動画配信アプリ初登場となる「アンパンマンチャンネル」を追加している。

 1日最大40分間無料で視聴できる「タイマーシステム」を採用。タイマーは、8時間で5分、1日で15分が自動チャージされ、チャージされた分だけ無料視聴できる。また、LINE上でつながっている友人に「タイマー」を"おねだり"することで、1日最大15分まで無料視聴時間を増やすことも可能。

 このほか、LINE KIDS動画で提供する全タイトルから、毎月LINEが選んだ合計300エピソードを月額500円で何度でも視聴できる「LINE チョイス見放題プラン」や、1つの番組を月額400円で何回でも視聴できる「番組見放題プラン」といった2つの有料プランも用意。子どもが勝手にアプリを起動しないための「チャイルドロック」機能や、動画の視聴時間を管理できる「視聴時間履歴」機能も搭載する。

 LINEは、アプリ利用者1,453人を対象としたアンケートを実施し、その結果も発表した。アンケートによれば、利用者の年齢層は、「3~4歳」が最も多く19.4%で、「0~6歳」の未就学児は全体の49.9%と約半数を占めた。利用頻度については、回答数の多い順に「1日1回」(26.2%)、「2~3日に1回」(23.2%)、「1日2回」(13.1%)となり、5割近いユーザーが1日1回以上利用しているという。

 利用シーンでは、「自宅でくつろいでいるときに」が最も多く63.6%となる一方、「お出かけしたときの待ち時間やすきま時間に」が34.9%と、外出時において子どもを飽きさせない手段としても利用されていることが分かった。

(一條徹)