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AndroidスマホでCDリッピングの「CDレコ」が、FLACやCD書出対応

 アイ・オー・データ機器は18日、Androidスマートフォンとケーブルで接続し、PCを使わずに、音楽CDをスマートフォンへリッピングできるドライブ「CDレコ」(CDRI-S24A)のアプリをアップデートし、FLACのロスレス圧縮や、スマホに取り込んだ曲のCD書き出しなどに対応した。

「CDレコ」(CDRI-S24A)

 「CDレコ」は、Android 4.1以降のUSBホスト機能を持ったスマートフォンで利用できるCDドライブ。実売価格は8,640円前後。付属のUSBケーブルを使い、スマートフォンと接続。Google Playからアプリ「CDレコ」(無料)をダウンロードし、そのアプリを使い、音楽CDをスマートフォンに取り込める。

 今回アプリのアップデートにより、CDへの書き出しに対応。スマホとCDレコだけでのCD書き出しが可能になる。作成できるCDのデータ形式はCD-DA形式。また、CD書き出し時の楽曲の音量を平均化する機能も新搭載した。

 Gracenote MusicIDに対応し、曲情報の取得精度を向上。曲情報のカバー範囲が大幅に広がったため、より多くのCDの曲情報が取得できるようになる。またGracenote経由でのCDジャケット取得にも対応した。

 リッピング形式も従来のAACに加え、CDをロスレス圧縮で取り込める「FLAC Level5」に対応。CD相当の音質で楽曲を楽しめるようになった。AAC楽曲についても、従来の256/128、96kbpsに加え、新たに320kbpsをサポートした。

 また、楽曲の保存先を内蔵メモリだけでなく、microSDも選択可能になった。なお、Android OS 4.4の一部の機種では、外部メモリへの保存はできない。CDレコの動作確認済み機種については、同社ホームページで案内している。

(臼田勤哉)